丁寧な暮らし憧れ

hifuu123
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「丁寧な暮らし」とプロフィール欄に書いてあるSNSアカウントすべてに憧れてしまう。丁寧な暮らしとは何か。わたしの中では、おしゃれで素敵な家に住みながら美味しい手料理を作って食べて、家事周りのことをきちんとこなしてゆったりとした時間を過ごす……といったイメージである。かくいう私もそれを目指してみたいと何度か思うことがあった。特にコロナ禍では「丁寧な暮らしプロパガンダ」とでも言ってやりたくなるくらいに「おうち時間」「在宅だからこそのDIY、手料理」みたいなのを嫌というほど見た上に、ミーハーで影響されやすい私はイイナーと思ったものである。友人の何人かはまさに「丁寧な暮らし」をしているようで、インスタグラムのアカウントで素敵なインテリアやオンライン料理教室の成果などを更新していた。

おそらくここまで書いて何となく読み手みなさんの察しがついているであろうが、わたしは「丁寧な暮らし」とは正反対にいるようなマテリアリスティックでミーハー、かつ衛生観念が死んでいる人間である。「ま、こんくらい汚れてても死なへんやろ」という観念で生きているのが何よりも良くない。砂漠の真ん中のゲルでバッタと寝泊まりしていたり、東南アジアの汚い屋台飯に喜んでいた女が「丁寧な暮らし」なぞできるわけがないのである。埃は溜まりまくっているし乳幼児二人が散らかしまくった床も「あとで片付けよう」と思って三日そのままということも日常茶飯事なのだ。素敵なインテリアを買うのは好きだが掃除が面倒なので手入れの楽さを優先してしまう。極めつけには料理があまり上手くないので(下手、とはあえて書かないことにする)調理器具の手入れも適当だし、家周りの事務手続きは壊滅的にできない。子ども関係の書類はすべて期日ギリギリに出すし、なんかあったら誰かに聞けばいいや…。みんな優しいし…となめた生活を送っている。

そのくせ「丁寧な暮らし」憧れが強いのだから本当にタチが悪い。上半期中に引っ越しを検討しているのだが、夫に「今度こそ素敵な……オシャレな家にするっ!」と張り切って宣言したところ、「それ前の引っ越しも結婚してすぐの時も言ってた」とのことで、(どうせすぐ飽きる)と思われているのが悲しい。

インテリアを吟味することは大好きなので、このメモには引っ越しまでに気になったインテリアアイテムを貼って楽しもうと思う。まずは照明。

↑こういう裸電球のライトが欲しいと夫に熱弁したところ、「埃ちゃんと掃除できる?」と早速ダメ出しされた。が、ほしい。本命はunicoのライトなんだけど、手荒に扱っても大丈夫そうという理由で安物に手を出そうとしている。年初に誓いを立てた「高くてもいいものを買う」が、インテリアにおいては崩壊しそうだ。

本命。たまらなく素敵。

あと今インスタで見ていると裾の長いカーテンが流行っていてびっくりした。結露したり埃が溜まったりしたらどうするんだろう?と、ここでもいかに掃除をするという概念がない人間だということを思い知るなど。

unicoのカーテン可愛いなー。ニトリの2倍はするので予算的に厳しいかもしれない…。でもフル在宅なんだから自分の好きな空間で過ごしたほうがいいかも。

引っ越したらワーキングスペースもどうにかしたい。安く済ますならニトリのコレで、課金するなら電動で高さ変えられるデスクが欲しいな…。

引っ越してから丁寧な暮らしができるかどうかはご期待ください。

@hifuu123
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