グリーン車の逆襲

higegeschichte
·

フルリモートワークができる会社で働いている家人様とグレムリンはもう一週間ほど義実家に残るとのことなので、自分一人で戻る。ひかりのグリーン車をとり、特に意味もなく3時間ほどかける。ビールを飲む気にもならず、なんとなく急ぎでもない読書をだらだらとする。

新幹線でビールをプシュッとやる、みたいなことに代表される細かい歓楽仕草をなんかもう別にやらなくてもいいかな、と思うことがしばしばあり、一時はなにかメンタルの調子でも悪いのではないかと思ったが、そういう細かい楽しみを積み重ねなくてもトータルではわりと満足した状態で暮らしているからではないか、という結論に至った。これは人生に残された可処分時間で攻めるべき本丸ではないだろう、と判断するものが増えている。

仕事の関係で書籍の本文組版と書体について勉強したいという気持ちがもりもり湧いてきており、しずかにテンションが上がる。

「活字の種を作った人々」

もじ イメージ Graphic 展

このふたつは身軽に動ける今週のうちに行っておきたい。