今年の節分祭は個人的最近お世話になっている人トップ3みたいな3人の友人とともに行った。楽しかった。ありがとう。
屋台のラインナップは毎年ほとんど一緒で、ああこれ去年も出ていたなあとか思いながら人混みの中をゆらゆら進んだ。似たような景色に過去2年の記憶が重なって多層的な気持ちになる。去年は当時の恋人と、一昨年はその前の恋人と一緒に行った。行く相手は毎年違う、毎年違っていて、でも皆そのときに好きな人という共通点がある。そして毎年たい焼きを買う。今年も去年も一昨年も同じ店で。
大学の正門を出るとそこはもういきなり「祭」っていう感じが始まっていて、異世界に迷い込んだみたいな感触だった。Tが「もう予告が始まっちゃってる映画館に遅れて入るときの気持ちだ」って言ってていい表現だなあと思った。
祭って楽しいのに祭の記憶って帰ったらすぐ忘れてしまう。勿体ないなと思う。今回こそは記録しておこうって思ってこれを書いてみてるふしがあるけど既に薄まっている。何を話したかほとんど覚えていない。多分福豆の景品にあったザリガニ図鑑の話とか、今川焼のこと今出川焼だと思ってた話とか、卒業研究の話聞いてすごいねって言ったりとか。だったと思う。