Beefとは
ヒップホップの世界では相手をけなし合う「ディスりあい」という意味を持っている。もっとわかりやすく言えば、ラッパー同士が楽曲を通じてお互いを挑発し合いながらケンカをするという意味合いを持っているのだ。
ビーフとは、ラッパー同士が楽曲を通してディスりあうことなどを指す。では、なぜ「牛肉」(BEEF)なのか。
元ネタは1984年にアメリカで放送されたファストフードチェーン・ウェンディ―ズのテレビCMだ。このCMでは他社のハンバーガーの肉の小ささを揶揄するため「肉はどこ?」(Where's the beef?)と繰り返す。
BAD HOP
メンバー
YZERR (今回のBeefの中心人物)
T-Pablow (YZERRの双子の兄)
Tiji Jojo
Benjazzy
Yellow Pato
BARK
G-k.i.d
Vingo
川崎をレペゼン
いまに続くHIP HOPブームのメインストリーム
高校生ラップ選手権
第4回優勝 T-Pablow 20130921
第5回優勝 YZERR 20140328
フリースタイルダンジョン(T-Pablow) 2015/09/30
T-Pablow(当時は「K-九」と名乗る)の第1回高校生ラップ選手権でのパンチライン
おれらで回そうぜ
ラップでこの国の経済
そうだろ?
俺たちが正解見出さなきゃ
やってる意味ねえんだよ
そうだろ?
俺が作ってやるぜ 第二UBG
そうだろ俺がやってやる
俺がNo,1HIPHOPドリーム check it out
2018/04/05 「Kawasaki Drift」
川崎区で有名になりたきゃ 人殺すかラッパーになるかだ
舐達麻
メンバー
BADSAIKUSH (今回のBeefの中心人物)
G-PLANTS
DELTA9KID
熊谷をレペゼン
Lo−Fi HipHop的なChillなビートにアウトローな大麻カルチャーを歌うリリック
2019/05/15 「100MILLIONS (REMIX)」
覚醒剤ではなく 琥珀色ワックス
疑い深くなる世の中
NujabesにTOKONA-X
2020/07/28 「BUDS MONTAGE」
ポリスや 邪魔者に 何一つ話さず
違法大麻 不法所持してる肌身離さず
2グループを取り巻くできごとのタイムライン
2018/11/13 BAD HOP武道館ライブ
2019/04/23 RYKEY x BADSAIKUSH 「You Can Get Again」
BAD HOPの曲は「洋楽のパクリ」という指摘を聞いたRYKEYによるDis曲(BADSAIKUSHとのコラボ曲)
盗作した作品で 武道館に立ってさ
ガキを騙して Rolexなんかつけやがってる
2023/05/27 BAD HOP解散発表
2023/06/22 ネットで話題になった舐達麻インタビューにおけるHIPHOP論
──舐達麻は、相変わらずSNSであまり発信されないスタイルをずっと貫いてますよね。何かルールみたいなものを設けたりしているんですか?
BADSAIKUSH いや、決めてないです。そもそもヒップホップっていうのは、身内は身内で他所は他所なんですよ。「他所のことゴチャゴチャ言うくらいならてめえのことやれ」っていうのが、俺たちのヒップホップのマナーではある。身内には言うけど、他所には言わない。そうじゃないヤツらのことをどうも思わないけど、人のことを言い出したらキリないですよ。ラッパーだとかラッパーじゃないとかではなくて、何のことであっても、(他人のことを言い出してしまえば)じゃあ「お前はそんなに立派な人間なのか?」ってなる。自分もやっぱ突っ込まれたくないし。自分だって絶対至らない点はあって、他人のそれを突っ込んでたら自分だって突っ込まれるし、そんな社会望んでないですから。
2023/09/15 文春によるBADSAIKUSHのゴシップ
2023/09/23 フェス「THE HOPE」開催
2023/09/26 BAD HOP解散ライブ会場発表
2023/10/22 フェス「AH1」開催
舐達麻インタビューにおける出来事(2:48〜)
2023/10/24 YZERRインスタライブ
「THE HOPE」のアフターパーティーで、RYKEYさんと出くわし、「俺に何か言うことねぇのか?」と詰め寄ったところ、完全に部外者だったヒップホップ・クルー「ジャパニーズマゲニーズ」孫GONGさんが割って入ってきた上、酔って居丈高な態度を取って“ぶん殴ってきた”といいます。
孫GONGさんの同僚である阿修羅MICさんらも揉めごとに加わったあげく、収まりの悪い不愉快な空気満載でその場は片付いてしまったとのこと。BAD HOPとジャパニーズマゲニーズは騒動から1カ月後、「AH1」に出演することとなりますが、阿修羅MICさんから当時の非礼を謝罪したいという連絡があったといい、YZERRさんは「なんでライブ前に謝罪されて俺がモヤモヤした状態でライブに出んだよ」「なんで(イベント共演の)前日に言ってくるんだよ」「頼むからライブの前に来るのだけはやめてくれ」と対面を徹底拒否しました。
ジャパニーズマゲニーズがパフォーマンスを終えて帰ったとの連絡を受け、YZERRさんがステージに向かったところ、帰ったはずの阿修羅MICさんが泥酔して舞台裏にいた他、BADSAIKUSHさんも取材で折あしく居合わせてしまったとのこと。
口では何度も謝罪を申し込みつつ、あり得ない状態のまま会場に居残っていた阿修羅MICさんと、4年前の楽曲の遺恨が残っていたBADSAIKUSHさんの顔を一緒に目にしたことで、とうとう我慢の限界を迎えてしまったというYZERRさん。
BADSAIKUSHさんの「You Can Get Again」発表前後の態度がかなり腹に据えかねていたとみえ、「散々RYKEYのこと利用して前に立たして、一緒に曲作ってなんか俺のこと『たたく』とか言ってたみてぇだな?」「人のことたたいて『アイツらやっちゃいますか?』って」「RYKEYの物陰に隠れて、『俺は関係ありませんでした』って言ってたんだろ、その後も!」「『俺は曲を一緒に作っただけでそういう意味があるとは思いませんでした』って通じるわけねぇんだよ!」と怒りをたたき付け、「裁判だったら5秒で有罪だよ、お前みたいなヤツ。唆し犯なんだから」と切って捨てていました。なお、自身からケンカを売るようなことは一度たりとてなかったとも断言しています。
補足: ジャパニーズマゲニーズ
補足: 阿修羅MIC
2023/10/28 YZERRインスタライブにて阿修羅MICのことを「仲介中毒」と揶揄
2023/11/24 阿修羅MIC 「UNTITLED」
目の前で友達が間違えたらどうする?
損得とか忖度とかそんなんじゃねぇよな
テメェが出来る事をやる頭も下げる
間違ったかどうかももう分からねぇけどな
下げてる 頭を 調子のって踏んで
礼儀もクソもねぇ 顔にドロ塗られて
色んなやつの思いや歩んできた道のり
俺の顔もそんなに安くはねんだよ
2023/11/28 川崎 CLUB CITTA'にて舐達麻ライブ発表
2023/12/01 舐達麻 「FEEL OR BEEF」
沈黙を破り舐達麻が騒動をBEEF化
あるべき形はこう すぐBeefにして曲は非情
異次元 突き抜け更に浮上
アイツはもう 空の向こう
争いならぶち殺せばゴール
今おれらはまずBeatに問う
ネットに愚痴る事情や苦情なら 仲間と今日 曲を書こう
何がパブロ 俺がピカソならお前はただの絵描き野郎
俺がエスコバルで お前は買収したデコだクソ野郎
こっちはガキの頃から塀の中と外行ったり来たり
去年も一昨年も何人もパクられてはラップしてみだりに
稼いだ億円 弁護士預かり口座へ 何千万円
Flexじゃ無い反体制Fuck The Policeくそったれ
2023/12/04 YZERRインスタストーリーにて反応
2023/12/15 ジャパニーズマゲニーズ「I guess I'm beefin'」
人殺すかラッパーのハズが
喧嘩の後電波おべんちゃら
チャンバラだまれクソガキ
2023/12/16 RYKEY 舐達麻ライブ襲撃
2023/12/19 舐達麻に"本職"が動いてることを示唆するツイート
2023/12/24 舐達麻 ライブ中止発表
その後立て続けに舐達麻のライブは中止に
2024/01/21 YZERR ラジオにてアンサー曲の一部を発表
2024/01/28 YZERRアンサー曲 「Guidance」フル発表
大麻吸えないくらいで
Fuck The Policeなんて歌わねえ
平和な国で自分で道を選んだくせにくだらねえ
黒人達が貧困の中で肌の色で差別されて
虐げられた歴史とでは比べ物になんねえ
逮捕なんて誇れない
立たせない証言台
仲間と表彰台
ラップで回すこの国の経済
初期衝動の憧れで若い時は猿真似
理想は海を超えて遠く今じゃ俺は俺だけ
T-Pablowの高校生ラップ選手権でのパンチラインをサンプリングしながら、「BAD HOP パクリ騒動」についても「初期衝動」だったことを認めつつ、前しか向いていない姿勢
2024/02/19 BAD HOP解散
BAD HOP「Empire Of The Sun feat. T-Pablow & Zeebra」
東京ドームにてZeebraを客演に迎え初披露。
強い意志は海をこえここ日本でも続くCulture
たんまり稼いで明日が怖いあの子達を救わなくちゃ
Pabloと聞けばヘッズは偉大なピカソやエスコバルより先に俺も思い浮かぶのは懲りずに今日もこいつを想い歌うから
解散後THE FIRST TAKEにて「Kawasaki Drift」公開
「川崎で有名になりたきゃBADHOP俺らみたいにやりな」