とうらぶにハマってた時、私はグッズに惜しみなくお金を使うオタクだった。アクスタもぬいぐるみも買ったし、舞台やミュージカルの円盤も迷うことなく購入してた。
私にとっては"オタ活"にお金を惜しみなく使う時期はそこで終わった気がしていて、ENにハマってから(海外にいるからというのは間違いなくあるけど)グッズも全然買ってないし、基本的にメンシに加入してるの以外はボイスをたまに買ったりオンラインイベントのチケットを買ったり、その程度しかしてない。
何人かのENファンが、「推し方は自由だしお金を使わない推し方をしてもいいけど、コンテンツを動かしてるのは間違いなくお金を使ってるファンなんだよ」みたいなことを言っていて、なるほど〜と思った。とうらぶを推しているときの私のグッズ購入の原動力は間違いなくそれだったから。このコラボ商品を買えば、コラボ先がこのコンテンツに需要があるって思ってくれる!だからまた次の展開のためにも買うんだ!みたいな。自分がお金を使えば、自分の好きな作品/人物が栄えるんだ、だから買うんだ、という思考が当たり前だった。
でも今はなぜかそう思えない自分がいる。これは個人差でしかないけど、単純に、私がここでお金を落とせばコンテンツが栄える!!という義務のような気持ちでグッズを買うのが楽しくないことに気づいたのだ。あと私の場合はグッズを買っても使わないままになることが多くて、もったいなすぎるな…と思ったことも大きい。これはアクスタやぬいを綺麗に飾れるほど部屋が常に片付いてないことやスキルがないことも影響してると思うけど。
今は、グッズのデザインに心を掴まれたり、ボイスのコンセプトにこれは私のためのものじゃない?!と思わない限り購入しないようになった。別に節約のためにそう心に誓ってるわけではなく、気づいたらそうなってた。私は自分の"オタ活"を"私のお金と推しの繁栄"の話にしたくない。そんな資本主義の目論見に飲み込まれた応援の仕方はしたくない。そんなことを改めて思った。