今日は私の住んでる町で開催された、町中の博物館・美術館に行き放題のイベントに友達と参加してきた。
誘った友達は、授業で知り合ったばかりの子で、クィアなフェミニストだということ以外はほぼ何も知らなかったけれど、なんとなく波長が合う気がしていたので思い切って誘ってみた。私もその子もアートが好きなのは知っていたので、きっと楽しく過ごせるだろうと確信はしていたけど、案の定、とても最高の時間を過ごせた。
最終的に4つの博物館を巡った。鉱石、ゲーム、ファッション、モダンアート、ソビエト関連の歴史と、全く違うジャンルの博物館だった。友達がどのトピックもすごく詳しくて、たくさん解説してくれたので本当にありがたかったし、フィンランドの歴史や社会への理解が深まった気がする。
博物館の展示自体もものすごく楽しかったけれど、なにより、友達との会話が一番楽しかった。フィンランドと日本のネオリベについて、反共プロパガンダについて、デモやストライキの意義について、ジェンダー化されたファッションの歴史について、鉱石たちのマジカルな魅力について、各々が親しんできたゲームたちについて、大好きな犬たちについて、ガザのためのボイコットについて…。本当にたくさん話したし、どれもお互いがいつも考えていることだから話が尽きなくてノンストップだった。
相手もものすごく早口なタイプではないし、一対一の会話だったから話したいことは結構ちゃんと話せたけど、やっぱり詳細を話しきれなかったことや、的確な表現が見つからなくて口にするのを諦めたこともあったので、英語はもっともっと練習して母国語と同じようになんでも話せるようになりたいと改めて思った。私は特に、大学の講義の理解や自分の専門分野についてのディスカッションに特化した英語を学んできたので、日常会話やとっさにでる自然な表現がすごく弱い。もっとそっちにフォーカスして勉強したい。
とにかくたくさん歩いたしたくさん喋ったので疲れた。書きながらまぶたが閉じてきている。もっと日本の歴史や日本の政治について詳細に話せるくらい知識があればよかったのになぁとか、もっとあそこはああいう表現できたのになぁとか、いろいろと頭を巡ることはあるけど、とりあえず寝ます。起きたら霊夢の3Dデビューもあるしね。おやすみなさい。