先日 #喫茶余白 と #シャララ舎 さん 井の頭公園駅に移転してから初めていってきました
同じ建物の二階と一階で出入口はそれぞれ別々 お会計も別々で 各階お店の方1人毎で切り盛りされています 営業日時もちょっとずつ違うので HPやSNSで確認すると両方重なる時がわかりやすいです
喫茶余白 は一人で静かな時間を過ごすのにぴったりです fuzkueやアール座読書館などのお店に似ているなと思ったら なるほどそれぞれのお店の在り方に感銘を受けているそうです
喫茶余白は レトロなライトと一人用の古道具の机が視線を外すようにポツポツ並んでいます 窓際席 作品棚の隣席 音楽が聴ける席 本棚横の席 青い壁に囲まれた席 隅っこ席 色々でワクワクです 空いていれば途中で席の移動が可能です 詳しくは冊子に書いてあります
喫茶余白は 最初注文の多い喫茶店かと緊張するのですが 冊子を読むと納得できます いればいるほど和んでのびのび過ごせます 尊重された静けさの和に自分も溶け込めれば とても居心地良いのです
喫茶余白は 座席から座って少しだけ撮影できます 余りに什器や喫茶の雰囲気がいいのでめちゃくちゃ沢山写真撮りたくなりましたが 実際スマホで撮影すると 音が大きく響き自分の音にびっくりしました なるほどこれは静けさ穏やかさに水を差してしまうなと納得です いかに普段無遠慮な音にさらされているか痛感しました とは言っても写真に慣れてしまっている自分もいる ということで冊子に書かれている範囲の少しだけ撮影可は 良く考えられているなあと思った次第です
喫茶余白は 琥珀糖に合う喫茶のお店です 提供されるものによっては 小さなお茶受けとして可愛い琥珀糖がついてきます コーヒーにも紅茶にもハーブティーにも台湾茶やネパール茶にも ハッとするほど合うのです もちろんその都度作るわらび餅やソーダ水もオススメです
喫茶余白では自家焙煎のコーヒーが飲めます お店の奥には焙煎機がありガラス越しにも見えます
喫茶余白は テーブル会計です 都度注文したら その間に渡されたトレイに現金を置いて 提供時に会計となります このいいところは お店の方を待たず 自分のタイミングで帰ろうと思ったらすーと帰れるところです
喫茶余白は お店の方は一人ですが お客さんひとりひとりの時間と喫茶を大事にしています 状況によっては提供に時間がかかることがありますし コーヒーの抽出などのタイミングによっては手が離せず お店の方の声での返事は少し後になりますが きちんと聞き届けられているので慌てず待ち 時にはカウンターにオーダーメモを置くなどの方法もありますので 自分だけでなく周りの人もお店の人も 皆が尊重される時間を思い出させてくれます
喫茶余白は作家さんの作品が買えるお店です 時計荘さんの小さな鉱物ジオラマ作品から HASHIMOTO HIROMI さんの 静かで素敵な絵画までお店の雰囲気そのままに 作品を購入して家に持ち帰ることもできます 移転前の笹塚や本八幡の頃から お店の方が惚れ込んだ作家の作品とあって 中々レアのものもあります 値札のついていない作品は お店の私物のコレクションで お店の雰囲気を一層引き立てています
喫茶余白 には本棚があります お店の方の私物だそうで 喫茶SF小説漫画図録等など お店が作られる前に そして最中に 今にどんな本と出会って来たのかとても興味惹かれました 古い児童書「月の上のガラスの街 古田足日著」があって奥付を見ると 昭和53年初版 とても大事にされてきたのだなとこちらまで嬉しくなりました
喫茶余白には 音楽が流れています 柱時計の秒針音と相まってとても心地良いのです 考え事にも書き物にも読書にも邪魔にならず むしろどんな時間も支えてくれる空気を作ってくれます
今回頼んだのは琥珀糖カレイド(ドライフルーツが万華鏡のように散りばめられたもの)とネパールのお茶(フルーティーなもの)です お茶受けに可愛い琥珀糖ついてきます 茶器も可愛くて可愛くてもう大好きです お茶と琥珀糖が合う コーヒーもドリップなのでオススメです コーヒーゼリーも美味しかった
喫茶余白は 本当に余白の時間をくれました 寒暖差や気ぜわしい日々で疲れた頭ぐるぐるしており 休日の電車がしんどく感じていたのに 美味しい喫茶と作品と本に囲まれたお店の席に座っていると。頭が一回空っぽになって凄くスッキリしました また訪ねに行きたいです 素敵な時間と空間ありがとうございました