X(旧Twitter)のタイムラインでいくつか写真付きで見かけた七草粥を食べました。
ベタですが、七草粥は食べることによって1年間無病息災で過ごせると言われています。また、正月にご馳走を食べた胃腸を労う目的でも食べられたりしています。
七草の効能についてあまり理解がなかったもので、今回色々と調べて自分なりにまとめてみました。
毛也之
もやしと呼ばれています。
萌ゆるという言葉に由来して名付けられたと言われ、早春に芽吹くことが邪気を払うとも考えられています。
食物繊維が含まれており、腸を整える効果もあります。大腸内ビフィズス菌などの細菌の餌となり、善玉菌が増え、腸内環境が改善されます。特に不溶性食物繊維を多く含まれるため、腸内を清掃する作用もあります。
球菜(甘藍)
キャベツとも呼ばれます。昔は貴重な食料だったこともあり「利益」という花言葉にもつながっています。
キャベジン(ビタミンU)という栄養素が発見された野菜でもあり、胃の粘膜を保護、胃腸の新陳代謝を促進する働きがあります。
大蒜
にんにくとも呼ばれています。
糖質からエネルギーを作り出すのを助けるビタミンB1を多く含み、疲労回復の効果があります。
白菜
転じて百財とも呼ばれることから、財運をもたらす縁起の良いものとされています。
イソチオシアネートという成分は、抗酸化作用があり免疫力を高める効果があります。また、胃腸を刺激して食欲を増進する作用もあります。
葱
「労う」との語呂合わせもあり、これからの1年自分自身を優しく大事に扱う意味も込められています。
風邪に良いと言われるように、辛み成分のアリシンが、殺菌作用や結構促進作用を持ち、免疫力を高める効果があります。
小麦
「希望」「富」「繁栄」といった将来に縁起の良い花言葉を持っています
栄養は炭水化物が多く、生命の維持に必須ともいえる栄養を含みます。
大豆
大豆は節分の季節に鬼を払うためにも使われ、厄災を避けると考えられています。
タンパク質が豊富で、同じようにタンパク質が豊富な肉・魚と比較してもコレステロールを減らし、脂質の代謝を促進する働きがあります。
発酵させることで大腸菌などの増殖を止める効果があり、腸内の環境を整えることができます。
※解説は適当なサイトから色々と集めたもので、筆者は野菜の縁起や栄養に関する専門家ではありません。