自分のスキルが誰かの役に立つ

hime69
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昨年、お友達のもといわさんが立ち上げられたグレイヘアフェスのクラウドファンディング。何かお手伝いができないかなー?とリターン品にプロフィールグラレコはどうかしら?と提案して採用いただいた。結果、すぐに支援をいただけて、無事に全員分を納品できた。

一方で、依頼されてプロフィールグラレコを作成すると、なぜか完成に至らないケースがある一定数ある。自分の過去に向き合って辛くなってしまうのか、わたしが出したものがお気に召さないのか。返事がないままフェードアウトするケースもあれば、「ちょっと忙しくて自分に向き合えない」とお伝えいただくケースもある。それがずっと辛かった。わたしの時間やお金はどうでもいいけれど、作って欲しくて依頼したのに完成できない、ってことがとっても辛かった。

なので、あまり表立ってサービス提供をしてこなかったのだけれど、それでも作って欲しいというお声は度々いただいている。この声には応えたい。けれど、完成できない辛さはもう味わいたくない。

どうやったら解消できるんだろう?そうずっと考えていた。

人生後半戦に入って、そろそろお返しする番になったんじゃないの?って気持ちも芽生え始めている。自分のこれまで培ってきたことを仕事として頑張るのではなくて、何か還元する方向に持っていくのもアリじゃない?と思い始めた。

これからは依頼され対価をいただいて描くのではなくて、ボランティアとして描こう、公式に表立って提供することはやめてクラファンのリターン品のような形で提供しよう、そう決めた。

自分のスキルが役に立つ。プロフィールグラレコを喜んでもらえて、プロジェクトにも貢献できる。まさに三方よし。こういう活動をこれからは増やしていきたい。そんなふうに思っている。

@hime69
グラレコ描いたり、ワークショップやったり、愛犬と戯れたり、な日々。waku2kiroku.com