昨年末に事務所の大掃除をした。正確にはオットである社長のデスク周りのみ、であるが。日曜の朝9時から始めて15時過ぎまで。どんだけシュレッダーかけたんだ？ってくらいの書類の山。書類を挟んでいたクリアファイルは200枚、クリップはもう測定不能。その後もコツコツと書類整理をしている。引き継いで以降の書類はそれなりにきちんとファイリングしてあるので、劣化したファイルを替えたり、見出しをつけたりする程度で済んでいるが、それ以前のものはまさにパンドラの箱。中身を見ると大変なので（心が荒む、という意味で）、法的な書類の保管期限に照らし合わせてバッサバッサと捨てていった。
事務所（会社）がキレイになると、自宅の仕事部屋に置いてある書類もキレイにしようと思うもので、こちらも先月からコツコツと整理をしている。家庭ごみにつき、一気に捨てるわけにはいかないので、計画的に少しずつ処分して、やっと先週ひと段落した。棚が3つ分空いた。
ついでに、文具や雑貨といった小物類も整理。いつか使うだろうと保管しておいたものの多くは購入以来一度も使っていない。これはもう捨て時だ、とバッサリ捨てた。本当に必要な時が来たら、また買えばいい。来るかどうかわからないその日のために備えるのはナンセンスだ、と言い聞かせながらバッサリ捨てた。こちらは押入れ用の衣装ケースが2つ分空いた。
シンプルライフには程遠く、まだまだ物に囲まれた暮らしではあるけれど、どこに何が保管されているのかがわかる状態は気持ちがいい。とりあえず、ではなく保管場所がきちんと決まっているのも気持ちがいい。
ここ最近、そんなに元気じゃない。フィジカルには元気だけれども、気持ちがついていかない、そんな感じ。仕事もうまくいっているんだか、いないんだか、はっきりしないのも相まって、ちょっと後ろ向きだった。それでも部屋がキレイになって、あるべき場所にあるべきものがあって、ファイルの背表紙の高さが揃っていたり、ツライチに並んでいたりするのを見ると、気持ちがすーっと落ち着く。
整理整頓が大事だと小さな頃から教えられてきた。これまではどうも義務感で整理整頓をしてきたようだ。けれども、整った部屋にいると何もしなくても、何もできていなくても、これでいいんだ、と自己肯定感も若干上がるような気がする。そんな効用があったとは。部屋もすっきり、気持ちもすっきり、と行きたいものだ。