極めて非生産的な日々を送っている。
ありがたいことに、本業と呼べる仕事があって(好きか嫌いかはさておき)、そのほかにも柱となるような仕事がいくつかあるので、世間とのつながりはあるし、「外貨」も稼げている。
それでいいじゃないか、十分じゃないか。
そう、それで十分なのに、かなりゆったりとした毎日を過ごしていることに、引け目や罪悪感(誰に?)を感じてしまっている。
毎日9−17時といった具合に拘束される仕事ではないので、24時間の使い方は比較的自由。オットとは生活リズムがずれているので、家事にもそれほど負担がない。愛犬の散歩とごはんくらいしか枷がない生活。
仕事量やタイミングによっては夜中まで仕事をすることも少なくないけれど、今現在はかなりゆったりのんびりしている。その時間を使って自己研鑽をするとか、将来への投資となるような何かを始めるとか、超絶ポジティブで志の高い人ならそうするのだろうけれど、今のわたしには残念ながらその熱量がない。
でも、いいじゃないか、何も生まなくても。今はそんな気分でもある。いっぱいだったら何も入らない。余白を作らなければ何も描き込めないのだから、今はその余白を作るときなんだ。そう思って健全に、意思を持ってダラダラと、この無為な時間を楽しもうと思う。