春も通り過ぎて夏かな?みたいな気温だった。もう日本に四季はないのかもしれない。
今日は用事の合間合間に『グロリアス 世界を動かした女性たち』を見た。
先日見た『コール・ジェーン』はとてもよかったんだけど、でもその映画のなかでは描かれなかった、中絶や女性の権利をめぐる大きな社会のムーブメントみたいなのを見たいな〜と思って。
本作はアメリカのフェミニズム運動の顔のひとりでもあるグロリア・スタイネムの自伝的映画。同じ時代のフェミニストたちを描いた『ミセス・アメリカ~時代に挑んだ女たち~』というドラマを見たことがあってそちらもとても面白かったのだけど、本作はグロリアの物語なので彼女の子供時代や家族の問題、60代になってからの結婚などパーソナルなことがたくさん知れてよかった。少女期、青年期、壮年期、それぞれのグロリアが同じバスに乗り込み対話をするシーンが随所に挟まれるのも面白い。またグロリアがうつくしい白人女性であることから運動のアイコン化されるのをなんとか避けようとしていたり、先住民族やアジア系のフェミニストが出てきたりするのも、女性差別だけでなく人種差別や侵略の歴史にも目配せがあったのもよかった。
日本も市川房枝の映画とかつくってほしいなぁ。次の朝ドラ『虎に翼』はかなりフェミニズムな予感がするので楽しみ。
晩ごはんは唐揚げで写真映えしそうなのに写真を撮るのを忘れたよ。おいしかった。唐揚げはわりと簡単だし失敗もないし食べごたえもあっていい。コツは多少割高でも唐揚げ用にカット済みの肉を買ってくることです。ずいぶん楽になる。
今夜はこれから未解決事件見よう〜