三連休のフリータイム何しよっかな〜と考えててまあ大体いつも映画なんですけど、『カラー・パープル』と『夜明けのすべて』と『テルマ&ルイーズ』で悩んでて決めきれないままの前夜、TLである劇のことが紹介されてるポストを見かけて、これは好きなやつかもしれない!と思いました。
劇団のアカウントを見たら当日券ありますと書かれてるけど、劇団の人気とかも知らないし、そんなにすんなり当日券が買えるのかもよくわからない。舞台の当日券買ったことないし。ん〜でもものは試しだし、行ってみてダメだったら下北沢ブラブラして帰るんでもいいか、行きたい本屋もあるし。…と心に補欠案も準備したうえで出かけることに。
下北沢なんて長いこと行ってなくて、街がすごく変わったと言うし、大丈夫かなと不安になりながら駅から出たら駅前で古着フェスティバルみたいのやってていきなり人が多くてめげそう……。親切にも写真付きで劇場までの道を紹介してくれてる劇場サイトのアクセスページを見ながら、よそ見はせずに一路劇場へ。とりあえず当日券の確保が第一!そしてたどり着いた劇場前の受付にいたおじさんに「当日券ありますか」と聞いたら「ありますよ」と。あっさり買えてよかったー。
次は自分の昼ごはん。時間が30分くらいしかないし、知ってる店もないし、とりあえずサクッと食べられたら……と歩いて探してたら無事タイ料理屋を発見。検索もせずに大好きなタイ料理屋を見つけられた自分を褒めたい。看板はゆるいけど味は良かった。
食べて戻ったらちょうどいい時間。劇場に入るとなんと席はパイプ椅子!小劇場っぽい!(小劇場です)
見たのは名取事務所の「『509号室』 迷宮の設計者」です。もとは韓国演劇。
厳しい独裁政権下において反体制派運動に携わる人々を取り調べという名目で拷問していたことが後に明らかになった南営洞対共分室。その明らかに拷問をすることが予測できる建物の設計者(韓国現代建築の先駆者)にスポットを当てた物語です。南営洞対共分室は映画『1987、ある闘いの真実』という映画を見たことがあるので知ってたけど、建物の設計者の責任という物語の切り口がとても興味深いし、3つの時代を行きつ戻りつしながらもわかりやすくて、見て良かったです。
拷問や虐殺にはいつもロジックがない。ロジックがないから話が通じない。どの時代も、どの国でも。
真っ暗な地下の劇場から外に出るとまぶしい。目を細めながら古着屋にも心惹かれつつ、目指すは本屋B&B。ずっと行きたかった本屋です。
けっこう駅から離れてるんだな〜なんて思いながらグーグルマップ頼りに住宅街を抜けていきます。すると住宅街のなかに突然おしゃれな長屋みたいな一角が出現し、なんかお祭りみたいなのもやってるし、おしゃれなカフェっぽいのがたくさんあるし、若い人めっちゃ多いし、素敵なアクセサリー露店があったり、何だ何だと思ってるうちにおしゃれな長屋の二階にその本屋を発見しました。
本屋B&Bはやっぱりいい本並んでるし棚の見せ方がうまいし、なんといってもZINEまで置いてるので時間が溶ける〜〜〜!
本屋の開け放った広い入口からは、お祭りの一環で路上練り歩き演奏パフォーマンスの陽気な音楽が流れこんできて、なんだかすごく楽しく文化を浴びてる感!幸せ!この近所に住みたい〜(多分書籍代で身上潰す)
買った本です。
ここ最近青空フィードから色んな人の日記を読んでることもあり、先日読んだ本のこともあり、「日記」がマイブームだなってことで「日記」をテーマに選んでみました。
それはそうと、もう今月は本は買わないよ!(自分への言い聞かせ)(ほんとうはもう一軒エトセトラブックスさんという本屋にも行きたかったけどすでに買いすぎたので自粛しました)
2024.2.24
おしゃれな長屋↓
本屋B&B↓
エトセトラブックス↓