SNSジプシーな私。昔、noteやはてなブログといったサービスに登録をしていたけれど、三日坊主の繰り返しだった。ふと、まだアカウント消してないブログがあったなと思い、Chromeに保存してあったパスワードでログインしてみた。
記事の数は1桁台。すぐ飽きたんだな。自分の文章だから、当然共感できる内容が多いのだけど、特に2年前の記事が今の自分とほぼ同じ心境を綴っているので、以下にコピペしちゃいます。
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私は現在絶賛SNSデトックスに挑戦中である。
元々人付き合いが苦手な性格のため、SNSでの人間関係にも疲れてしまったことが、SNSから距離を置こうと思ったきっかけ。今はスマホからSNSアプリ(Twitter、Instagram)を削除して、持ち運ばないiPadにだけインストールして、朝と夜だけ見るようにしている。(SNS絶ててないじゃん!というツッコミはスルー…) 本当はLINEも削除したいのだけど、家族や同僚との連絡手段となっているので仕方なく残している。あれも最近VOOMとかいうよくわからんショート動画の機能が目について邪魔…
少し脱線したが、私はSNSの全てが嫌いというわけではなく、SNSの「評価」を軸にしている風潮が苦手で、居心地が悪いと感じてしまった。 私はとある二次創作をしていて、たまにTwitterに作品をアップしていたが(というか直近SNSを始めた理由は自分の作品を発信する場所が欲しかったから、なんだよな)、それに対して反応をいただけるととても嬉しく、SNSが自分の居場所のように錯覚してしまった。たまにリプライなんか頂いちゃったりすると舞い上がって、数日間はそのやり取りを見返してニヤニヤする不審者になっていた。これは日常生活ではなかなか味わえない経験で、心がゾワゾワする不思議な感覚が癖になり、Twitterにべったりな生活が続いた。
でも、「いいね」や「♡」の数が見えるSNSの場では、嫌でも比較ができてしまう。比較する必要なんかないのに、無意識に他人と比較をしてしまう。それがとても苦しい。 たまにフォロワーのツイートがいいね拡散されていたりなんかすると嫉妬と羨ましさ等色々な感情でぐちゃぐちゃになってしまい、勢い余ってフォローを外してしまいたくなる。流石にそれは理不尽なので、ぐっと目をつぶってTwitterのアプリを閉じる。
ただし、こういう心理に陥るユーザーも一定数いるのか、いいねの数を非表示にできるTwitterアプリも存在する。私は「feather」というアプリを愛用している。綺麗なUIと直感的な操作に無駄がなくてすごくお気に入り。
ただ悲しいかな、「通知」機能では公式Twitterが最強に優秀なので、公式アプリの削除に踏み切れなかった。通知が来ると公式アプリを開いてしまうので、また「数」に一喜一憂する。不必要に心をすり減らして、そこにSNS上の人間関係が上乗せされて、心がダメになってしまった。そんなこんなあって、まずは一番身近にあるスマホからSNSを手放そうと思った次第です。
SNSを見る時間を減らして、本を読んだり、こうしてブログを書く時間にあてたりしている。創作は縮小運転中だが、気が向いたらそちらにも時間を使ってスキルアップしたい。(仕事の資格試験とかもそのうち…) ただ、先の投稿のようにだらだらネットサーフィンをしてしまう虚無の時間が生まれるときもある。この虚無の時間にSNSを見ていれば、多少の情報収集になってプラスだったのだろうか?とも思ってしまう。
あと、SNSを見なくなったことで時事に疎くなった。トレンドを追わなくなったので、リアルタイムで起こっている事件やニュースがわからなくなってしまった。これはニュースアプリ等で代替していきたいと思っている。
自分のライフスタイルの一部になっていたSNSを取り出すのは一筋縄ではいかないのだが、なんとか自分に合った形を見つけて、毎日気持ち穏やかに過ごしていきたいと思っている。
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これはfedibirdにアカウントを作る前の話ですが、今はインスタとfeather for mastodonをスマホにインストールしてます。fedibirdは自分にとって本当に居心地がよくて頻繁に利用しているのに対し、インスタは暇なときに写真をみる程度。昨日Xのアプリをスマホに入れ直したけど、タイムラインが殺伐としすぎてて早くも消したくなっている。
時事に疎い件は、fedibirdのニュース系アカウントをフォローしたり、朝のニュースをちゃんと見るようにしてなんとか改善してきています。それ以外のところは、まだ迷い悩みながら色々なサービスをいったりきたりしている身なので、状況はあまり変わらないなあと思ったり。でもX(Twitter)の性質は、私には合わなかったんだろうなと、この記事を見て再認識したのでした。
昔の自分の言葉にうんうんとうなずきながら、放置していたブログのアカウントは消しました。