2週間ほど前に木の座面とアイアン3本脚のとてもシンプルなスツールを買った。鹿児島の工房で職人さんがひとつひとつ手作りされているそう。セレクトショップでひとめぼれして、座り心地もよかったし高さを調整できるのも気に入ったので購入した。
あらためて家で日々眺めていると木の座面がとにかく美しい... 平らな部分はなく全体がまろやかな曲面で中央がやさしく凹んでいて、一定ではない絶妙な柔らかいカーブ。磨かれた表面の手触りもとてもなめらか。見るたびにかわいいなと思う。そして、この絶妙なカーブが座り心地のよさにもつながっている。
自分もこんな手仕事ができるとよいなぁ。
座面や脚の形状がUIで座り心地がUX、安定感や強度・高さ調整などが機能性...というところでしょうか。
「UIやUXのよさ」は、人がパッと見たときにはその違いが全てはわからないとしても、作り手の細やかなこだわりや仕事の丁寧さが第一印象と日々の愛着の差を生む。
...と書いていて、このしずかなインターネットというサービスがまさにそんな印象だなぁと。