AIって知性のメガネのようなものだ

hirokidaichi
·

AIって、僕らの知性にとってのメガネみたいなものだよね。大昔、視力が悪いと仕事をするのも大変だったけど、メガネがあるおかげで普通に生活できるようになった。それと同じで、AIも僕らの知識や理解を深める手助けをしてくれる。

昔は、体力がないと生きていくのが大変だった。でも、産業革命が起こって、機械が力仕事の多くを引き受けたんだ。それで、知的な仕事が増えて、デスクワークとかが主流になってきた。

今、AIが産業革命のように知的な仕事を置き換えていく。データ分析から意思決定、創造的な作業まで、AIがいろんなことを助けてくれている。

だから、ロジカルに物事を考えるとか、最適化するとかそういうことは20世紀の病理のような物なんじゃないかと思ってる。

2050年には、きっと知的な態度、最適化しようとする態度自体が古臭くて時代遅れになる。そんなことは機械ができるのになぜ人間がやろうとするのかって。それは手作業や手間をかけた仕事を私たちが嫌がったり時代遅れだと思うように、知的で最適なものを見つけていくという作業自体がある種のエンタメになっていくんだと思う。

僕らが早く走れる人をエンターテイメントとして理解して、決して戦争に役に立つとか思わないように、賢いことや知的で合理的な人を見て今の数学オリンピックとかクイズをみるような目で見る。それは悪いことじゃなくて、ゆっくりとした変化の1つになるんだろう。