Uは好き放題暴れまくって周りを振り回し、そしてぼくはそれで見るものや立場を変えねばならず、多少傷つき、ダメージを受ける。Uは同じことを、ずっと繰り返しているように見える。そしてぼくは、それに対する耐性というか、受け流し方を身につけていっているようにも感じる。そんなにいいものでもないが…。この出来事に、何の意味があるの?とおもう。出来れば嫌な気分に、一刻もなりたくない。だが時折、そういう気分は訪れる。それは、天気のようなものなのだろうか。不規則なようで、規則的なようで、でもやっぱり不規則で読みきれなくて。突然訪れる嫌な空気は、本当に嫌だ。それはなんだか、右を向いていないのに、無理やり左を向かされるような、胸糞悪さが瞬間的にある。ぼくは、そんなこと望んでいないのに。という気持ちになる。ただ、人と関わっていると、それはやっぱり訪れる。忘れた頃に、外からやってくる。ある意味自省して、慎重な時は、大丈夫だったりするし。何が起こっても、慌てずに済んだりする。なんかこう、昔はお金が本当に無くて、お金があれば何か気分が変わったりするのかなと思ったりしたけれど、別に大して変わらない。あの頃と同じだけ、嬉しいこともあるし、悲しいこともある気がする。じゃあぼくは、何が大切なのだろうとおもう。ぼくにとっては、何が…?今日、ふと見た風景で思った。ぼくは多分、話を聞く自分を美化していて、話をする自分を卑下している。たぶんその点が、大きくバランスを崩している。何をかは、わからないし、別に急いでとか、無理にってことは絶対にしたくないが、少し喋らせてあげても、もっともっと、存分に喋らせてあげても、いいのかもしれないな。なんて、ちょっとだけ大人ぶっておもったりする。