独り時間への愛を語るシリーズ

hirosh
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独りの時間。

子育てや介護は、「独り時間」をインフレにする。

それまでは、むしろ暇で退屈だった「独りの時間」が、かけがえのない青春のように思えてくる。

それはまるで、当たり前のように買えた、お気に入りスナックが「在庫処分」としてダンボールの底に数個放り出されているのを見つけてしまったような焦燥感。

とりあえず胸に抱えるようにキープした残りわずかなこの資源をいつ使うおうか?

無限という幻想が打ち砕かれる瞬間。

この「独り時間」がこんなに愛しいものだとは思わなかった。

むげにしてごめんよ。独り時間。これから君をもっと大切にする。

そう誓ったんだ。もう君を離さない。

。。。

そうだ。この愛おしい「独りの時間」について、淡々と書き連ねていこう。君への愛をここで伝えていくよ。照れずに聞いてくれ。