仕事とプライベートのタスク管理

hirotoarakawa
·

仕事のタスクもプライベートのタスクもごちゃまぜで、GTD・カンバン・TODOリスト の組み合わせで管理をしている。

GTD

GTD(getting things done)は『ストレスフリーの仕事術』という本で知って、たぶんもう10年ぐらい、ゆるく続けてる。

週末の空いている時間、だいたい土曜日の午前から始める。

スマホを片手に持って、浴室→トイレ→洗面所→玄関→キッチン→リビング→寝室→クローゼット→ベランダの順に見て、やらなきゃいけないタスクをメモる。「洗剤切れてた」「水買わな」みたいなタスクは、その場でAmazonで注文して、すぐ完了させる。

そのあとは「風呂掃除しなきゃ」「肉買いに行かねば」のような、少し時間がかかるタスクに取り掛かる。取り掛かりながら、仕事やキャリア、あとは行きたい場所・遊びたいこと・食べたいものについて考える。思いついたことは、またメモる。

メモする場所は、iPhoneのメモアプリか、ノートのどちらかに書いている。思いついた時にすぐ書ける方にメモしてる。

カンバン

メモしていたタスクの中で、特に時間のかかるタスクは、Notionで用意しているボードにタスクをまとめる。この カンバン は、事業会社に転職した時に、チームがZenhubでタスク管理をしていて知った。

「Private」は気まぐれな猫アイコンで、「Freelance」は忠実な犬アイコン。

まずは、Backlog に作成したタスクをためる。直近で着手したいタスクは Not started に移動する。In Progress は今やってるタスク。あとは Review、Pending、Done と言った状態がある。

TODOリスト

ひとつひとつのタスクの中に、TODOリスト を書いておく。タスクに取り掛かるときは、このTODOリストを上から順に行う。ひとつの作業が完了したら、チェックを入れる。気づいたことや注意点は、またメモしておく。

基本的に、ぶっ通しでひとつのタスクに向き合い、TODOリストが進められなくなるまでタスクを進める。マルチタスクで進めない。進められなくなったら、コメント欄に今の状況を書いて、このタスクを Review や Pending に移して、また進められるタイミングまで置いておく。

タスクがGoalを達成したら完了、カンバンに戻って、状態を Done にする。

良いところ

  • GTDをやると、タスクを忘れることがない。『タスク』と書くと、すごくつまらなく感じるけど、「あの本を読みたかったんだ」「あれ食べたかったんだ」のような、やりたかったことを忘れないから、人生楽しくなる。

  • カンバンとTODOリストの組み合わせは最強。そのタスクの状況や、やることがすぐわかる。さらに最強なのは、データベース化できること。あの時の確定申告をどう対応したか、検索機能ですぐに見つかる。

悪いところ

  • 「やりたいこと」「やるべきこと」など、プライベートもタスクだらけになってしまい、慣れないとちょっと余裕がない気持ちになる。

  • さらに「時間が取れない」「友達と予定が合わない」「興味がなくなった」などの理由で、削除するタスクも必ず出てきてしまう。寂しい。

  • そういう時は気分転換に、月に何日か『タスクをまったく考えない日』をつくっておくと、義務感や理想像から開放された気持ちになって良い。

@hirotoarakawa
フリーランスのUI/UXデザイナー。ポッドキャスト『たまにデザインFM』を配信中。マンガと映画が好きです。