昨年9月にデビューして応援し続けてきたVtuberが、今日3Dお披露目する。
Vtuberというものを知ったのは確か2018年ごろ、キズナアイや輝夜月がTwitterで話題になり、いくつか動画を観た覚えがある。しかし当時すでにけもフレにハマっていた私はVtuberにハマることはなく、それからにじさんじやホロライブといった大きな箱(Vtuber企業、グループ)が話題になってもなんとなく横目で見る程度であった。
転機が訪れたのは2021年4月下旬、けもフレのペンギンアイドル(※芸人ではない)グループのPPPがオンラインライブを開催したときである。ライブ内のモニタに突然3Dモデルのケープペンギンが現れ、Vtuberを始めると言うのであった。ライブに出ていたフンボルトペンギンのフルルもVtuberを始めると言い、翌日には早速「けもV」として配信が始まった。私はそのときまで特にVtuberには興味を示していなかったが、Vtuberという存在が向こうからやって来た形である。
けもフレがVtuberを始めると聞いたとき、不安な気持ちが全く無いわけではなかった。それまでの漫画、アニメ、ゲーム、あるいはリアルな場としての舞台やライブとは異なる方向性の展開ということもあったし、Vtuberの炎上がたまに話題として流れてきていたこと(もちろんほとんどのVtuberが健全に活動していることは承知の上である)も要因としてあった。しかしこの不安はやがて解消していくことになる。(この辺りの話は機会を見て別途お話ししたい)
感染症の影響でリアルイベントが制限される中、けもVの存在はけもフレ3と並んでけもフレの大きな柱であった。
けもVがスタートして1年2ヶ月が経った頃。この間にメンバーはシマハイイロギツネ、コヨーテ、ダイアウルフ、カラカルが加わり、ケープペンギンは卒業し、5名が活動していた。その日はカラカルデビュー1ヶ月ということで3D配信をしていた。他の媒体のカラカルとは一線を画する「けもVのカラカル」を存分に見せつけ、リスナーをひとしきり笑いの渦に巻き込んで去って行った、その直後に衝撃は訪れた。
けもV新メンバー5人デビューの発表。
公式の呼び方ではないが実質的な2期生のデビューであった。2022年9月、ジェネット、ジョフロイネコ、シマリス、ジャングルキャット、ウサギコウモリのデビュー。赤、黄色、水色、緑、紫、それぞれのイメージカラーを持った5人は色合いがレンジャーのようだということでいつしかけもレンと呼ばれるようになった。
この5人は、2Dでのデビューであった。私は後々になってから知ったことだが、最初から3Dでデビューするのは珍しく、普通は2Dでデビューしてある程度経ってから(数年かかることもざらにある)3Dお披露目するものらしい。そういうわけで、2022年12月に行われたけもVの1st LIVEはけもレンの5人は2Dでの出演であった。私は、この5人もいつか3Dで皆と一緒に歌って踊って欲しいとそのとき思ったのであった。
2023年は気がつけばあっという間だったが、振り返れば濃い1年であった。ライキンの対抗戦は大変なことも多かったが、リスナー同士の横の繋がりができたのが何より大きかった。けもV内外のコラボも増え、けもV以外のVtuberも多く知るようになった。
そして、12月に2nd LIVEが開催されることが発表された。ライブに向けて各フレンズの練習が始まり、配信の頻度は減ったがそれがむしろLIVEへの期待を高めることになった。中でもシマリスとカラカルのオフコラボやシマハイの近況報告配信は、皆が同じ場で練習していることが伝わってきてますますLIVEが楽しみになった。
そしてついにそれは発表された。
シマリス、ジャングルキャット、ウサギコウモリの3Dお披露目の発表。3Dお披露目がこんなに嬉しいものだとは思ってもいなかった。発表された日は祝杯をあげた。今度のLIVEが是非とも、輝きをより強くするものであって欲しいと願うのであった。
今日3Dお披露目配信するシマリスは、けもレンの中でも特に私が推している子(もちろん他の子もみんな好き)なので、刮目して観ようと思います。
思い返すと色々溢れてきて長くなってしまいましたが、この一言に集約して締めようと思います。
「幸あれ」