徒然と

翡翠
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突然だが、私はコールセンターの中の人として勤務をしている。

人との関わりは程々に負担にならず同じ言葉を繰り返し、時に臨機応変さは必要となるが仕事の内容としては嫌いではなく体力さえ続けば続けたいと思っている仕事ではある。

体調面が安定せず休みがちになってしまうのも悩みのひとつなのだが、もうひとつ私を悩ませるものがある。所謂、セクハラ電話である。

面白いのが何回受けても高齢の男性率が高く、セクハラをかましながらも自分の思い通りの言葉が返ってこなければ、君入ったばかり?ちゃんとやらなきゃダメじゃん、やら何やら説教をかましてくる。厄介オヤジである。

結婚している身でこんな事言うのも変な話ではあるのだが、私は自分の事を女性として見られることがやや苦手である。声も姿も着ている服も女性的ではあるが、女だから…という理由で理不尽な事を受けるのがどうも耐えられないようで、これが結構メンタルに響く。

初めて受けたのは入社してから2週間後。電話の内容もただのハァハァ電話であればスルー出来るものが、注文するよとか商品教えてとかすぐに切れないものばかりで、切るに切れない。気の所為だと見ないふりをしていたのだが、年末と年始と短い周期で掛かってくるとメンタルに響くことが分かり、変なところで自己分析を成功させてしまい渋い顔をしてしまった。

もしこれが続くようなら流石にキツイから相談しようか迷い中ではあるが、その前に出勤日数の問題で契約が続くかどうかのところではあるし、しかして上司に提出用の音声取ってるからね、とも言われてるからなんとも言えない感じではある。

私の明日はどっちだと思いながら次なる求人をちょくちょく探しつつ自分の中の落とし所を探さないとな…と考え中ではある。

@hisui
好きな事を好きな様に