雑紙が、雑紙が多い…!!!!

ひすろ
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タイトルの通りである。私は自由時間の大半を、自分の机の前に陣取って過ごす。その机周りに雑紙(ざつがみ)が多いのだ。

雑紙は、ルーズリーフの束から産まれる。あるいはスケジュール帳の後ろの、空白のページたちからも。

雑紙の内容は様々だが、私の場合、大半が小説のネタメモである。それと今後の予定をメモしたもの。後者は必ずスケジュール帳に書き写さないといけない。高確率で忘れるからだ。

予定のメモはそうやって片付けてシュレッダー行きだが、困るのが小説のネタメモだ。一番いいのは「何でもいいから形にしてしまう」ことだろう。しかしいかんせん私は筆が遅い。それはそれは遅い。1000字そこらのSSでも、頭の中で発酵させるのに数日かかる。書く(キーボードを叩く)時は一気なのに。何故だ。

筆は遅いが、ネタはふとした時にぽんぽん湧いて出る。降ってくることもある。ネタを思いつくスピードと筆の速さ(というか遅さ)、足して2で割れないかな。己が悲しくなるが、嘆くばかりでは筆は進まないのである。嗚呼。

雑紙にちらりと目をやれば、書かれた文字の黒黒さが目に染みる。「計画」だとか「やること」だとか。文字たちに責められているようでつらいものがある。それを書いたのは私なのだが。

ようやっと、一枚のネタメモを引っ張り出し、次に書くための書き込みを始めている。勝負は、いかに集中してこの話と向き合えるかにかかっている。

2024年1月9日 戦々恐々と。

@hisuro
文章を書きたいオタク。Shipperという者也。基本はマイペースな牛だが時々ピンと来たものに食らいつくピラニアでもある。