まほステ祝祭Part1の音源配信が始まって嬉しい。
『今はまだ序曲』のイントロで南祝祭のラストのやり取りが聴けるけれど、南の魔法使いたちのそれぞれ素敵なところが端的に示されてる名場面だなと思う。
星降る夜の訪れを最初に報せてくれるミチル、賢者の望みを聴いて自分にできる手助けをさらっと申し出るレノックス、傷つかないように先回りして失敗するリスクを忠告してくれるフィガロ、そして失敗は見方を変えれば失敗ではなくなるという前向きさを示すルチル。原作でも好きな場面だけど、舞台ではより色彩が明瞭になったような印象があった。
南祝祭のフィガロはずっと“頼れる優しい大人”の顔をしているけど、それもまた確かにこのひとの一面なのだよなという説得力があって好き。(これはフィガロの慈悲深い面が好きだという意味ではなく、フィガロというキャラクターは二面性こそが魅力だと思っているという意味)(南の家父長的な親密さや優しさが性に合うかと言われれば合わない)