子の預け先が普段と違い SOMA に寄ってから新居へ。正午に窓業者とのアポイントメントが主な目的。いつものように霧が立ち込めているが、通勤の時間帯は初めてで、普段より狭い道での車同士のすれ違いに気を張る感じがする。ちょうど月2回のストリートクリーニングの時間帯に差し掛かる頃で、新居のまわりではなかなか見かけなかったチケット切り業のピザ配達みたいな車両が、じゃんじゃん取り残された車に印刷した紙を突っ込んでいた。
窓業者とのアポ
最終的な採寸が目的
正午のアポなのに11時そこらで電話してきて、11時半にはやってきたので仕事のミーティングを抜けざるを得ない感じになった
最初のデザインコンサルタントとは違う専門性の人
採寸にあたって当初より変更が生じた
サンフランシスコの規定で、特定の種類の窓、特定の手続きを踏む必要がある建物であることが判明したため、窓の種類が変わる
1枚あたり1.3k乗るとのこと
thirteen hundred と言われると 13k かと思って面食らったが実際は10分の1なのでそんなに高くないかという気分になるが高い
もっと歴史的な建造物だと窓を変えることが出来ないみたいな場合もあるそう。そういう話を最近 Reddit で読んでいたので、なるほど感はあった
信じてないと思われたのかエビデンスを出そうとしてくれる振る舞いを制止した
これ以上はコストが上がることがないよなという確認をした
取り付けにあたって工事で必要なものが増えても、他何かあってもこれで最終という話に
製造に時間がかかるので取り付けは11月後半になるという
入居前になんとか済ませたかったのに誤算だった
こうなってくると他の業者で話を聞いて同じ結果だと年内にすら片付かなくなるし、この業者のここまでのプロフェッショナリズムに乗っかるとしてこのまま進めることにした
一番大事な大きな窓だけにして、寝室は後に回すこともよぎったが、住めば住むほど窓の工事を入れるのは億劫になりそうなので飲み込んだ
縁の色を再確認。中は白、外は黒で一貫
窓の種類が変わるので装飾が選択可能に。木彫りみたいな伝統的っぽいやつか、無機質にスパッとしたやつかという感じで、内装の直線的感もあるし後者に
取り付け方法の判断でやきもきした
外壁がいわゆるアスベストのサイディングである可能性が高い(そうだとわかっていたけど "Asbestos" が "Spestos" という聞いたことのない単語としか聞こえなくて、わからないなーって答えていた
どういうものなのか尋ねると、あーそれってアスベストよねってなる
そもそも外壁がアスベストって怖いじゃんって思ったら、結構あるし外側なら慌てて取り外す性質のものじゃないと学んだ
設置工事でそこに手を出すとなると事前に別業者に頼んでよしなにしてもらう必要があるらしい。検査とか取り外しとかが先決
そうなるとなかなか辛い
結局現状取り付けられているフレームの内側でうまくやる形に落ち着いたので外壁へ手を出す話がなくなった
疑心暗鬼なので、金を取るためにこういう回りくどい着地の仕方をさせているのではと思わなくもなかった
家のアスベストは購入時のインスペクションレポートでガレージ内側の一部に使用可能性を言及していたのがあったのを思い出して、これはこれで対処しないとなあと良いリマインドになった
このついでにインスペクションレポートを読み直したら改めてこの家の補修しないといけないものの多さに overwhelmed な気持ち
これらを見越して、まともにリノベされている家の購入金額に人々が 云100k だかを乗せるのだな納得した。ただ、そんな額なら DIY や個別対応でやってやろうじゃんという気持ちを高めてくれる
見せかけは上手に取り繕われていて、クリティカルすぎる問題はないので、細々としたものが積み上がっているだけというのは悪くない。大工事が要らないのなら自分でやれる
今回の人はまた取り付けの頃に会えるらしい
全部で40kくらい払うことになってるんだけど、やりくり大変だなー
1時間と聞いていたアポは90分くらいかかり、午後も頭からミーティングが重なっていたので、昼食をとれないまま新居のキッチンで仕事をして終わった。子のピックアップが SOMA の方で、結構な渋滞を抜けてどうにか時間通りのお迎えに成功したが、この日は心身削れた感じが強い。ご飯はちゃんと食べた方がいい。