今日はなかなか長距離ドライブの日。1人のときのBGMはL'Arc~en~Ciel(および各メンバーのソロワーク)がメインだが、家族と出かけるときは不思議にユーミンとクラシックばかり流している。
ラジオやポッドキャストも悪くはないが、どうしてもトークの内容やナビゲーターの話し方そのものに意識がいってしまい、ドライブしている感覚…車を運転して楽しいなぁという気持ちや、車内の空気感に対する感度や、ふと視線をやった先の景色を受けとるキャパが落ちてしまうのである。
車内BGMとしてクラシックが有効なのはなんとなくわかる気もするが、なぜ我が家の定番はユーミンなのか?
個人的には「軽やかさ」「解釈の幅」「思い出リバイバル」だと思っている。
ぼんやり聞けて、何歳の自分が聴いても心理的になじみがよく、子供の頃に親の車で聴いていたため「この曲は車で聴くもの」と無意識に刷り込まれているからではないだろうか。
私の場合は「おげんさん」がきっかけで「中央フリーウェイ」が自分のドライブBGMの定番に仲間入りしたのだが、なぜか聞き覚えがあると思っていたら父親のドライブBGMの定番でもあった、というパターンである。
小さい頃の記憶は、こんなところにも眠っているのだ。