ゲーム感想 Easy Delivery Co.

hokuyu
·
公開:2026/4/2

 全実績解除しました。この一つ前に遊んだSherlock Homes Chapter Oneも全実績解除したため、私にしては珍しいゲーム体験が続いたことになります(あまりやり込まないタイプです)。

 以下、ネタバレを含みます。


 雪深い地方で行方不明となった前任者、その仕事を継いでトラックでの配達業をすることになった主人公。住民は個性的な猫たち、そして一匹の犬。基本的にはコツコツ配達ゲーです。地味ですが操作性が良好なのでぼんやり遊べます。

 ガソスタ寄らなきゃ……とかカフェでコーヒー飲んでから行こう……とか夜はライトつけなきゃな……とかそういうことを考えながらトラックのエンジンだけを友達に雪道を行く体験は、なかなか楽しいです。リアルでもコーヒーを飲み、ときにチルな音楽をオフにしてネットラジオを聴きながら、運転を楽しみました。

 ストーリーの進行とともにトラックが強化されて悪路を進めるようになるのが気持ちいいところですね。最終的には荷物をテープでぐるぐる巻きにして崖を滑落する配達方法が常態化します。

 ストーリーも良かったです。いや……かなりよかったです。しみじみしてしまいました。前任者の配達員(セブ)の親友唯一の犬(エム・ケー)、いなくなってしまった人の遺した物を守ろうとする彼に、「新入り」たる主人公が導かれるんですが、やりようによってはそれよりも良い結末を見つけ出せるという話。

 配達をやっているうちにプレイヤー自身も住民たちに愛着が湧いてくる構造が、セブの考えを理解したことで今ここにいるエム・ケーと重なってよかったです。

 BGMも好きでした。もう少し配達中の音を聴いていたかったので、感謝支援も兼ねてサントラも買いました。