なにこれ!? 面白かったー! でもなにこれ!?
NetflixにB級ホラーを望んだら、望んだ通りのものがそのまま出てきた。B級ホラーをまったく知らない人にB級ホラーとは何かということを説明しなければならない時が来たら、これを見せると思います。
なんとなく雰囲気のあるオープニング、わかりやすい設定、目が光るおばけ、チープなVFX、物理的にそうはならない死に方、別に深い設定はない呪い、グロテスクギャグ、まったく考えさせられないシナリオ、チープなビターエンド、あ~これは100点。100点です。全部の映画ジャンルでなら正直50〜60点くらいなんだけどB級ホラーなら100点、そういう映画でした。
しかし話はここでは終わりません。なんとこの映画、主人公がフー・ファイターズ(本人出演)なんですよね。ロックバンドの出る映画がドキュメンタリーとかじゃなくてホラーコメディなことってあるんだ。というか原案からしてフー・ファイターズでしたね。天才?
フー・ファイターズのファンなら100点に10倍かけて1000点にしてもいいくらいフー・ファイターズたっぷり。といっても私はお噂はかねがね…くらいの温度感で、六部のスタンドの方がむしろ詳しいくらいの知識なんですけど、あの!有名な!というノリだけで盛り上がれました。うれしい。
お話の内容はというともう忘れそう。いわくつきの家でレコーディングしようとしたらはちゃめちゃになって死ぬ。フー・ファイターズのメンバーも死ぬんだ!!!!という驚きがありました。いくら知名度があっても悪魔の前では安全じゃないということを私は知ってしまいましたね。
悪魔より人間の方が怖い…!!……という教訓もなくフー・ファイターズがみんな仲良いのがいいです。楽しそう。