今日はずっと雨だったせいなのか、一昨日昨日と張り切って歩き過ぎたせいなのか、やる気の出ない1日だった。昼にラジオ体操くらいやっておけばよかったと、夜になって思った。
こんな日は日記も書く気が起きない。そんなことを考えながら『光る君へ』を見始めた。藤原実資が赤痢に罹りふらふらになりながらも、日記を書くことを欠かさない姿とその鼻くそのような内容に、俄然やる気を取り戻した。実資様ありがとう。
来年度のNHKテレビ・ラジオの番組タイムテーブルを見た。テレビ欄で目に留まったのが、朝ドラの再放送、BSでは『オードリー』、総合では『ちゅらさん』である。『オードリー』は当時朝ドラを観る習慣が無かったので観ておらず、脚本が『光る君へ』の大石静さんということくらいしか知らない。『ちゅらさん』も観ていない。こちらは、当時とても話題になっていたのは知っているし、実際周りでも観ていた人は多かったけれど、私にはどうしてもあのドラマの世界がキラキラとして眩しすぎるという印象がずっと強くあって、何となく避けたまま今に至ってしまった。ただ、今回は『虎に翼』の昼の再放送の前に『ちゅらさん』の放送があるので、もしかしたら今度は多少縁ができるかもしれない。
テレビもだけどラジオもこの春からまた大きく変わるところがある。その中で気になったのが、現在NHKラジオ第2で放送されている語学番組の放送の一部が更にFMへと移行することである。いまだにラジオの語学番組はラジオ第2というイメージが強いので少し戸惑う。そういえば、来年度の「古典講読」はどの作品が取り上げられるのだろうか。今年度は日記文学で、阿仏尼『うたたね』『十六夜日記』と『建礼門院右京大夫集』が取り上げられていた。今であれば『大鏡』が聴いてみたい。