日本シリーズはソフトバンクが2連勝した後、横浜が2勝してタイとなった。セ・リーグはペナントレースでは3位だった横浜DeNAベイスターズがCSで2位の阪神と1位の巨人を破り日本シリーズに臨んでいる。カープが9月に急失速し、4位に終わったこともあり、CS以降の試合に全く興味が無い人も周りには結構いて、日本シリーズはてっきりソフトバンクと巨人かと思っていたという人もいた。私自身は、今年バスケットボールのB1リーグでドラゴンフライズがワイルドカードからの下剋上で優勝を決めたという記憶も新しく、プロ野球でもベイスターズが下剋上で日本一になって欲しいと密かに応援している。という訳で、2敗からの2勝でタイになったことは非常に喜ばしい。
下剋上と言えば、現在、積読消化で読んでいるのが『村上海賊の娘』だ。文庫本全4巻を購入し、2巻までは読了していたけれど、3巻の冒頭にしおりが挟まったまま幾数年が経っていた。1巻から読み返すことも考えたが、何となく同じところでまた滞ってしまいそうな気がしたので、しおりの挟んであった3巻から再開することにした。読み進めて行くうちに、ざっくりではあるもののこれまでの話の流れを思い出してきた。杉谷善住坊の名前が出てきた時は、あっこの人FGOに出てきた人だと本末転倒なことを考えた。
久しぶりに読む『村上海賊の娘』は、ストーリーが佳境に入ったこともあり、以前読んでいた時よりもぐっと面白さが増したように感じる。今日も、電車内で夢中になって読んでいると、うっかり降車駅を乗り過ごしてしまいそうになった。