「お好み焼き徳川」のテレビCMで、徳川は今年60周年と言っていて、そうだったんだと驚いた。何となく50年くらいかと思っていた。その一方で、もっと長く70年くらいやっていたような印象もある。
物心ついた頃から、夕方にテレビを見ていると流れてくる徳川のCMのフレーズとテーマ曲を耳にし続けてきたためか、昔も今もあるのが当然だったからか、何周年ということはこれまであまり意識したことが無かった。当然のように意識や疑問も持つことが無かったといえば、その店名が何故広島とそこまで縁の無い「徳川」なのか、そして提供されるメインのお好み焼きは広島ではなく関西の混ぜ焼きタイプのお好み焼きなのかについても自分の中では当たり前のように根付いたものだった。後年になって、徳川を取り上げた特集などで由来を見聞きして、初めてこれらについてもそうだったのかと新鮮な驚きを得た。
徳川と言えば、広島にも東照宮がある。今日、東照宮入口というバス停の前を通った。入口と言っても、どうせここから東照宮なんて建物に遮られて見えっこないだろうと思いながらその方角を見ると、唐門と翼廊が距離はあるもののはっきり見ることができた。手前の左右には建物があるため、もしかしたらあえて見えるようにしているのかもしれない。どうせ見えないなんて思って失礼しましたと反省した。そういえば、先日この近くでタクシー強盗があったが、今日になって無事犯人が逮捕されたと通知やニュースを見た。安心した。
広島東照宮の唐門と翼廊を始めとしたいくつかの建物や施設は、原爆で焼失すること無く創建当時のものが今でも残っている。
こちらの写真は東照宮入口バス停からではなく、東照宮唐門に至る階段を登っている途中から撮影した唐門と翼廊の一部である。