爪の話(2024/6/25)

homachimaru
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部屋の掃除をしていたら、使いかけの古い除光液が3本も出てきた。正確には、ずっと存在を知りつつ、見てみぬふりをして長い間放置してきたものに、ようやく向き合うことになった次第である。さすがにもう処分したいということで、まず残量が最も少ない除光液の蓋を開け、ビニール袋の底に敷いた古新聞に液を染み込ませ、ビニール袋の口をしっかりと結び、燃えるゴミに捨てた。一度に多量の除光液を処分するのは、においもきついし危険なので、燃えるゴミの日を出す前日のたびに少しずつこれを繰り返すことにした。3本全部を処分し終わるまでに、一体どれくらいの期間がかかるだろう。

マニキュアは、以前はたまにやっていたけれど、爪や周辺の皮膚が弱いからか、時間ネイルをしたままでいると爪に圧迫感があって、どうも手元や足元が落ち着かない。そのため、次第に敬遠しがちになっていった。今は圧迫感や痛みの少ないいいネイルもあるらしいが、もう手を出すつもりは無い。ただ、もともと手荒れしやすいこともあり、爪の手入れそのものは好きで、甘皮を処理したり爪を削ったり磨いたりクリームを塗ったりは毎日のようにやっていた。今でもハンドクリームを塗るたびに爪も磨くようにマッサージしている。

先日、アストラムラインに乗っていて、窓の上に掲示されている爪ヤスリの広告に目が留まった。それはペンのような形状で、上半分に細長いヤスリが付いていて、そこに爪を当てて削ると、下半分の筒状部分に削りかすが溜められるという仕組みのようだ。気になったので、企業名を記憶しておこうと思っていたのだが、その時ちょうど目的の駅に着いたため、結局、東広島市のヤスリ製造メーカーというところしか記憶しないまま降りてしまった。それだけヒントがあれば、ネットで調べればどうにか目的の商品にたどり着けそうではあるけれど、何となく次にまたその車内広告に出会うまで待ちたいと思っている。