2024年11月14日(木) 鍵垢

homachimaru
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来たるべきXデーに備えてという意図は全く無いが、X(旧Twitter)のアカウントに鍵をかけた。今はパスワードを入れなくてもオンオフ切り替えだけで非公開の設定が可能になっている。以前にも一時的に非公開にしようとしたことがあるのだが、その時は非公開にしていると、自分の過去のツイート(ポストではない)を検索した際に、検索結果に表示されるツイートがかなり間引きされてしまうことが判明し、やむなく公開に戻していた。今回もどうだろうと、試しに「#カムカム(朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の公式ハッシュタグ)」で自ツイートを検索したところ、わりとちゃんと拾えているようなので、しばらくはこれで様子見をしようと思う。

SNS、ひいてはインターネット上におけるAI学習の問題とは、学習させることそのものが問題なのではなく、その学習によって生成されたものをいわゆる創作物として発表した際における著作権を始めとした権利関係がどこに、誰に帰属するかがいまだ曖昧なことの方が重大な問題だと個人的には考えている。イベントや創作活動などで楽曲を使用すれば音楽著作権の支払いが発生する場合があるように、生成AIの場合も、学習させた著作物に対する使用料を払う必要があるのではないかという疑問が湧く。イラストや写真、音楽はもちろん、個人の他愛のない投稿であっても、オリジナルである限りそれは基本的に投稿者自身の著作物である。ここでふと思い浮かんだあくまでも空想の域での話であるが、もしかしたら、Xの場合、将来的には有料プランに加入することでXの生成AIによる何らかの成果物の収益に対して利益を受け取る仕組みができる可能性も考えられる。しかし、そうなればインプレゾンビに加えてグロックゾンビが増加して収拾がつかなくなるだけのような気がする。