納期が早くとも来年度になりそうな仕事があった。しかし、年度末の繁忙期に重なるのは面倒である。今すぐとは言わないが、何らかの予想外のしかも良い出来事が重なりとんとん拍子に話が早く進んで遅くとも年内に目処がつかないものかと、誰に言うともなくひとりごちた。しかし内心では、そんな都合のいい話は無いだろうと思っていた。
ところが数日後、先方から、もしかしたら予定を早めることができるかもしれないという話が来た。しかも年内にである。そのためには、これまでとは違う条件をいくつか飲まなければならないところもあるが、事が早く進むことに比べれば、些細なとまではいかないが納得できなくはないものであった。偶然とはいえ、ふと口にした願望が言ったとおりに叶うこともあるものかと驚いた。
芸備線の2027年カレンダーと志和口駅のネコ駅長やまと・副駅長ちどりの2027年カレンダーが販売されることを知った。既に来年のカレンダー・手帳は毎年の恒例分は購入を済ませているが、これは欲しいと思った。できれば芸備線に乗って現地に行って購入したい。直接購入できる店舗等の情報を探していると、どちらのカレンダーも、17日には備後庄原駅前で「庄原駅前フェスタ」というイベントがあり、そこでも販売されることを知った。
ローカル鉄道線について、以前は、地元の利用の少ない鉄道に対して、個人的には消極的ではあるが廃止もやむなしと思っていた。しかし、最近の地方の衰退ぶりを見ていると、利用数や利用状況など採算性だけでむやみやたらと廃止を促進してしまうと、地方だけでなくいずれは国全体の疲弊や衰退につながるのではないか、いや既にそういう状況になっているのではないかと考えるようになっている。芸備線についても同様で、閑散部分を切り捨てるだけでは、問題は何も解決しない、むしろ悪化するばかりではないだろうか。
芸備線にとって予想外のしかも良い出来事が重なり、とんとん拍子に廃止議論が消滅しないものだろうか、もっと地域の人にとってはもちろん、観光客や出張など外からも誰もが利用しやすい路線になって欲しいなあと、誰に言うともなくつぶやいた。