広島駅の中央改札横のコンビニ前を通りがかった時、5月19日(日)限定で赤福の出張販売があるというポスターが目に留まった。赤福大好きだし、とても気にはなったのだけれども、一人では当然食べ切れないし、個包装ではないから昨今の感染防止対策もあって職場へは持って行きづらいし、家へのお土産にするにも消費期限の短さから余らせてしまいそうということで、一瞬にして泣く泣く諦めた。
お土産や名産の話で思い出したことがある。先日、ローカルニュースで、山口県の「萩たまげなす」というブランドなすの出荷が始まったことをやっていた。「たまげる」とは「驚く」という意味の方言で、驚くほど大きく(長さ30cm以上、重さ500g以上)おいしいというところから「たまげなす」と名付けられたという。実はこの「たまげる」、宮城や福島でも使われていることを以前、大河ドラマ『八重の桜』で知った。会津の人々が「たまげた」と言っていたのを聞いた時、会津でも長州でも驚いた時は同じ言い方をするんじゃとたまげたもんじゃった。それにしても、このたまげなす本当に大きいなあ。食べるなら、ニュースでも紹介されていたようにシンプルに味噌田楽がいい。大根と並べたら大根が小さく見えそう。