青空と春疾風(2024/3/26)

homachimaru
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遅い昼休みを取るために外に出ると、朝の大雨が嘘のような青空が雲の隙間から見えた。時間が経つにつれ、あっという間に雲より青空の面積が広くなっていったので、思わずスマホで写真を撮った。ただ風は冷たく、向かい風になると歩みが進まなくなるくらい強かった。

そして退勤時間になり再び外に出ると、今度は昼の青空は幻だったかのように、空は再び雲に覆われていた。青空は小さな丸い穴のように開いた雲の隙間から、ほんの少し見える程度だった。風は相変わらず冷たく強かった。そういえば、夕方のニュースの気象の話題で「疾風(はやて)」と「春疾風(はるはやて)」についてやっていた。春疾風、春に吹く風でありながら、優しく暖かいものではなく、冷たく厳しい雰囲気を感じる。今日の強風にぴったりだと思った。

とは言え、もうダウンの上着を着ていなくても、寒くて仕方がないと言うほどではなかった。金曜日以降は更に気温が上がると天気予報で言っていたので、近いうちにダウンコートをクリーニングに出そう。半額セールの内に。