ABEMAで『勇気爆発バーンブレイバーン』の第10話を観た後、何故かこの後のおすすめにブレイバーンの第1話が表示されたので(現在全話無料配信中)、改めて第1話のブレイバーン初登場シーンから再生した。最初に観た時は、正直ブレイバーンの初対面とは思えないイサミへの執着ぶりに面食らい、妙に人間くさい表情をするブレイバーンがちょっと気持ち悪く、そもそもブレイバーンはどこから来たのかという疑問がずっとあったのだけど、今観るとブレイバーンの一挙手一投足や言葉全部が「ああ…そういうことだったのかスミス…」と腑に落ちた。
それにしても、ブレイバーンにおけるルルの存在がこんなにも重要になるとは当初は思いもよらなかった。消耗品ルルの一つに過ぎなかった存在が、スミスとの出会いでルルという名前を得た。食事をし、言葉を話し、自我が芽生え、意思を持つ一人の人間として、スペルビアと正面から向き合い対等な信頼関係を築いてゆく。スミスやイサミ、そして世界を救うために勇気を持って行動するまでになった。もしかしたらブレイバーンの真の主役はルルなのかもしれない。