2024年8月7日(水) 猛暑の往復

homachimaru
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週に何度か銀行に出向かなければならない用件があり、今日は私がその当番だった。銀行はそれほど遠くない場所にあるものの、そこまで行くのに日陰の無い経路を歩かざるを得ないところもある。なるべく少しでも暑くない時間帯をと午前9時台に出かけたのだが、それでも数分外にいるだけでとても暑かった。日傘をさし、水を少し凍らせたペットボトルを傘とは反対の手で握ったり、小脇に挟んだりを繰り返しつつ、日陰では普通に歩き、日向では早足で歩き、ようやく銀行に到着した。

銀行はとても涼しかった。用件はすぐ終わった。もうしばらくしっかり涼んでから戻ろうと思ったが、出る時間が延びれば延びる程、外の灼熱度は増しに増すだろう。覚悟を決めて外に出た。

帰途もやはり暑かった。日陰で信号待ちをしていてもかなり暑い。中学生らしき数人のグループが私の前を通り過ぎた。皆、日傘をさしていた。凍らせたペットボトルをぐっと握りながら、もうちょっとだけでも涼しくならないものかと思っていると、不意に雲が日差しを遮った。そして、それまでの熱波に比べれば圧倒的に過ごしやすい風が少し吹いてきた。このペットボトルの水にはこんな効果もあったのかと、九割方の冗談と一滴ほどの本気と、とにかく猛烈な暑さがしのげて本当に助かったという思いで職場まで戻った。

 

昨日の朝放送していた平和関連番組で、昭和20年8月の広島の平均最高気温は31℃で、昨日8月6日の最高気温の予報は36℃だと言っていた。平均最高気温のあたりは聞き間違えているかもしれないが、このことだけでも最近の夏、特に今年の夏は尋常な暑さではないことが分かる。そういえば、先月の電気料金の通知も来た。金額を見て、何故猛暑対策を先月分からにしなかったんだと現首相に心の中で八つ当たりした。