前回、地元で雨が降ったとこちらに書いたのはいつだっただろうかと過去の日記を検索したところ、7月24日だった。暑さというのは時間を長く感じさせるものなのだろうか、もう10日くらい猛暑続きだったような気がしたが、まだ1週間も経っていなかった。以前、赤色など暖色系の空間では時間を長く感じられ、逆に青色など寒色系の空間では時間が短く感じられるという、色が人間の心に与える影響についての話をどこかで読んだことがある。季節のイメージも夏は暑い=暖色、冬は寒い=寒色に結び付きやすいので、もしかしたら同様の影響があるかもしれない。そういえば、何となく1年の半分は一日中半袖を着ているイメージがあるが、実際に振り返ってみると、このあたりでさえ、長くともそれは4か月程度である。
それにしても、こちらの今年の夏は、昼は猛烈に暑く、しかし夕立は来ず、そして夜は冷めないという三重苦の日々が続いている。2週間先までの天気予報を見ると、お盆頃まで晴れマークと最高気温36℃超えが並んでいた。どうか外れて欲しい、今すぐにでも気温を下げ、作物が育つための雨が降って欲しいと切実に願った。雨を望むあまり、インターネットで「雨乞い 方法」を検索していたら、下記のレファレンスデータベース記事に行き当たった。
NHKBSでオリンピックのサーフィンを観ていた。美しい青い海と浜辺一面に寄せては返す雄大な波を眺めていると、こちらの猛烈な暑さを一時でも忘れられて心が癒やされる。会場にいる人たちの様子が暑さにうだることなく涼しそうに見えたので、会場であるタヒチの今日の気温を調べてみた。最高気温は29℃だった。一方、日本では最高気温40℃超えの地点が続出した。今すぐタヒチに行きたいと思った。