今日は通院もあったため、少し早めに帰宅した。テレビでオリンピック放送を流しながらエアコンで涼んでいると、突然スマホとテレビから緊急地震速報が鳴った。テレビには「九州 中国 四国」という表示が出ていた。それほど大きな揺れは感じなかったけれど、細かい揺れが比較的長く続く嫌な感じの地震だった。私のいる辺りでは震度2だったらしいが、瀬戸内沿岸の呉や竹原では震度3を観測したようだ。
しばらくテレビで情報を確認して、こちらはとりあえずは大丈夫そうだと思ったので、それでも念の為、棚の上に一時的に置いていた落下の危険がありそうなものを低い場所や引き出しに片付けた。大きな揺れを観測した地域や、海辺にいた人たちが皆様無事に安全な場所に避難し、被害が最小限であることを願った。
そして、ふと、そういえば今までであればこういう時、速報を見ると同時にすぐTwitterを開いていたはずだけれど、この日記を書いている時点でまだX(Twitter)を開いていないことに気が付いた。2か月前、豊後水道を震源とする地震の緊急地震速報が鳴った時に、Xはこういった際の情報収集に全く使えなくなった、とは言えBlueskyはまだ情報収集については物足りない部分も多い、と日記に書いた。そして今日、地震の後に最初に開いたSNSは実はBlueskyだった。今回はおそらく津波注意報が出ていること、南海トラフとの関連の可能性からか、多くの人に関心を持たれたのだろう、自分がSNSで知りたい地震情報をピンポイントですぐに目にすることができた。現地の方の無事を知らせるポストには心からホッとした。
Xを開かなくても、災害だけではなくあらゆる物事について正しい情報を収集する方法や媒体はX以外にもいくらでもある事を改めて実感した。Xのアカウントを持っていないからといって情報格差が生じる事も以前よりは減ったように思う。むしろXの場合、悪質なデマや偽情報、誹謗中傷、分断、情報にぶら下がるインプレ稼ぎに振り回されがちである。正しい情報に至るまでに膨大な労力を要するし、労なく得られた情報はデマだったりそうでなかったとしても都合の良い方に誘導されたものであったりする。私にとって、Xは情報収集ツールとしては無くてもそれほど困らない存在になった。