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2026年10月10日(土) エレベーター

homachimaru
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公開:2026/10/10

以前、日記メモに書いてどこにも上げずそのままになっていた記事があった。今なら上げてもいいかもしれないと思ったので、少し加筆修正したのが以下の記事だ。

広島駅ビルminamoa内のエレベーターは、外側に現在そのエレベーターが何階にいるかの表示が無い。そのため、停まったエレベーターが上へ行くのか下へ行くのかがとても分かりにくい。よく見れば、エレベーター出入口の向かって右上にランプがあり、階に停止して扉が開く際、上に行く時は上半分の、下に行く時には下半分のランプが点灯する。しかし、これは慣れていない人にとっては結構難易度が高い。私もいまだに戸惑う。

7月下旬の夏休みシーズンが始まって間もない頃、私はminamoaの1階のバスのりば前でエレベーターを待っていた。そこには私の他に高校生ぐらいと思われる女子数人のグループがいた。複数あるエレベーターの内の1つが、上へゆくランプが点灯して停まり扉が開いた。私はすぐに乗り込んだが、女子グループはエレベーターが上と下のどちらに行くのか一瞬分からなかったようで、開いた扉の前で戸惑っていた。私は「これは上へ行きますよ」と言おうとしたその時、既に奥に乗っていたキャリーバッグを持った旅行中らしき家族連れの中の年配の女性が「何グズグズしてるの!乗るの?乗らないの?乗るならさっさと乗って!」という意味のことをとてもきつい口調で言った。あまりの剣幕に、結局、私は何も言えなくなってしまった。その年配女性は女子グループが乗ってからも誰に言うともなくヒステリックに文句を言っていた。彼女たちがすぐ上の階で降りてからも「最近の若い子は行動が遅い」「常識が無い」などとキンキンと言い続けていた。さすがにちょっと腹に据えかねたので、降り際に「あなたの方がよっぽど迷惑だし常識が無いですよ」と言い捨てたくなった。しかし、こちらも感情的な言い方になりかねない。結局その場は言葉を飲み込んでぐっとこらえた。しかし、もやもやとした気持ちは残った。

今こうして読み返し、改めて書いていくと、あの場で感情的にならずに我慢できた私は偉かったと思った一方で、いや理不尽なことに対してはきちんと理不尽だと言えば良かったかもしれない、いやいや第三者が勝手なことを言ってもこじれるばかりだろう、という思いが次々と湧き上がった。結局、もやもやはすっきりしないままである。

@homachimaru
日々のよしなしごとを淡々と綴る。