もし、今、私が小中学生であったなら、「夏休み子ども科学電話相談」で、同じように昼間が猛暑であっても、夕方に夕立あるいはゲリラ豪雨が降る地域と降らない地域があるのは何故ですか?と質問したいと思った。
明日の地元の天気予報では、相変わらず猛烈な暑さになり夕立は無いでしょうと言っていたので心底がっくりした。上空の空気が乾燥しているため、雨雲が発生しないというのが理由らしい。なぜ夕立が無いかという原因は分かったけれど、すっきりしたという気持ちには到底なれない。ところで、広島市中区における7月の猛暑日は9日あり、去年の夏季の猛暑日の日数8日(うち7月の猛暑日は3日)を超えたという。
一方、全国ニュースで、東京・埼玉で猛烈な雨が降り、道路が冠水し、住宅が浸水する被害も発生していると報じられていた。こちらは気温が上昇した中に暖かく湿った空気が流れ込み大気が不安定になり猛烈な雨になった。特に東京は谷が多く、短時間に大雨が降ると一気に冠水してしまう危険性が高いので、そういう場所には近づかないよう注意をして下さいと言っていた。
それにしても、何という極端な天気なのだろう。東京での災害級の豪雨が、他の地域、今であれば特に西日本のずっと雨の降っていない暑いばかりの地域に程よく振り分けられたらいいのにと、こういった状況に遭遇するたびつい考えてしまう。どうにかならないものか、こちらも子ども電話科学相談で聞いてみたいものだと思った。