2024年9月5日(木) フキハラ

homachimaru
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先日、新聞のお悩み相談コーナーで、職場でのいわゆるフキハラ(不機嫌ハラスメント)に悩む人の相談とそれに対するアドバイス、専門家による対処法の記事を読んだ。

私自身のこれまでの経験からすると、個人的な不満から周りに聞こえるような大きなため息をついたり舌打ちをしたりするだけのタイプのフキハラであれば、まともに取り合わずに普通に接していれば勝手に相手の不機嫌感情が収まってくれることが多いように思う。厄介なのが、自分は正しい、自分は悪くない、自分ばかりが辛いという主張で周りに圧力をかけるタイプのフキハラで、しかも当人は自分の主張は正当なものであると確信しているため、それを曲げることはまず無い。そして周りはどんどん疲弊してゆく。おそらくこちらのタイプは一般的にフキハラではなくパワハラやモラハラなのかもしれないけれど、こういった主張の元は不満や怒りから発していることが多いので、私の中ではこれもフキハラだと考えている。

というのも、最近そういうタイプの人たちの圧力に日々疲弊させられていて、これみよがしなため息や舌打ちより余程精神的に参っている。なるべく関わるまいとしているのだけれど、関わらざるを得ない状況になることが少なからずある。時には、直接ではなく間接的に圧をかけられているように感じられることもあり、これは直接言われるよりかえって強いストレスになるものだ。けれど、傍から見ると、おそらくあからさまなハラスメントを受けているようには見えないだろう。相談するにもどうしたものかと、それこそ大きなため息が出る。