夕方、比較的涼しい土手の木陰になっている道を久しぶりに歩いた。お盆前に作業をされたのか、以前は草が長く伸びていて歩きにくいため避けていた場所も、草がきれいに刈られていた。そこを歩いていると、何やら道の縁の草の上で黒っぽい物がスルスルと動くのが見えた。驚いて思わず反対側に避けたところ、ヘビが私が避けた方とは反対側へ猛スピードで逃げて行った。山ではない、比較的街中であっても草むらや藪の中にはヘビがいるものなのかと改めて驚いた。今回はお互い避けるような形になったので良かったけれど、もしこれが危険なヘビで襲ってきたらと考えるとゾッとする。草むらやその側を歩く時、特に春から秋は普段からマダニには気を付けるようにしているけれど、ヘビにも注意した方がいいと肝に銘じた。
土手と言えば、昨年末にヌートリアを目撃した。確か、その時も周辺の草や木がきれいに刈られた直後で、おそらく住処を追われたのだろう、最初は遠目に猫のような動物がいると思ったけれど、尻尾が猫ではなくネズミのそれだった。その後すぐ、ヌートリアはあっという間に土手の比較的草が伸びた藪の中へと走り去った。実は、最初に見かけた時には何の動物か分からなかったので、帰宅して調べてみたところ、ようやくヌートリアだと分かった。ヌートリアは特定外来生物に指定されていて、地元自治体のホームページを見ると、春から秋にかけて農作物の被害も毎年報告されている。
昨日、安佐動物公園の無人カメラにツキノワグマが映っていたことから、レッサーパンダなどのいる園の一部を閉鎖しているというニュースを見た。お盆の時期は、ナイトサファリも開催しており、帰省などでこの時期動物園を訪れる人も多い時期である。とは言え、来園者や動物たちの安全には替えられない。このまま何事も無く早い再開を願う。