大学は卒業式らしく、知っている先輩も卒業されるのでちょっとだけ顔を出してきた。追い出し関係の会にほとんど参加できなかったのもあって、というか今日からちょっとした旅行なのでたぶんもう会えないし、どうせ同回生もおるやろと思って行ったんだけど、人多すぎて普通にテンション下がっちゃった。途中で先輩ともはぐれて、電車の時間も近づいていて、それっきりだった。まあわたしにとってはあんまり絡みのない代だったし、そんなものと言われればそんなものかもしれない。でもスーツや振袖の人がいっぱいいて、それは嬉しかったな。
昨晩は連作を作った。連作は構想を練っている時間が一番楽しいから、作り始めてしまうと完成してしまってあんまり嬉しくない。今回は25首、しかし50首もあとにつかえており、そこのバランスも考えつつ(このうたは50首のほうに入れたいかも、とか)やってたら、もともとあったイメージは50首のほうに委ねて、あたらしく25首が立ち上がった感じになった。去年は最終候補まで残った賞なので、今年は勝手にプレッシャーを感じてはいるし、最近ちょっとスランプ気味ではあるんだけれど、集めて並べてってしてみると案外悪くないかもしれない。去年褒められたところは残しつつ、質が上がった感じ。ただ、ところどころ抽象度は上がっているから、そこをどう見られるかは気になる。連作歌会に出してチューニングしていきたいところ。作ってみて、自分で良いと思えるっていうのは精神衛生的にたいへんgoodですね。またぼちぼちやらねば。
実際にこころを砕いて話すひと 蛾のアイコン 強いひとだと思った/湯島はじめ