ここ最近、ＢＳ11で放送中の『THE FALL 警視ステラ・ギブソン』を観ている。ＢＳの番組を定期的に見続けるなんて初めてのこと。どうして見続けているのかというと、主演の警視を演じるのがジリアン・アンダーソンだからだ。『Ｘファイル』のスカリーだ。サチさんは大の『Ｘファイル』ファンなのである。
『THE FALL』は、猟奇殺人犯と警察との攻防を描いたサスペンス。両者の視点が交互に繰り返されるつくりで、その点が、なかなかに新鮮。全17話。３シーズンをかけて、犯人をじっくり丁寧に追い込んでいく。展開がゆっくりなので、一話ぐらい見逃してもついていける。その点もありがたい。
新作かと思ったら2013年から16年にかけて作られたらしい。どうりでスカリーが若い。ブロンドの髪がめちゃめちゃ美しい。
ひさしぶりに『Ｘファイル』のシーズン１を観返してみる。スカリーもモルダーも若いのは当然だが、制作当時の90年代よりももっと昔の、1950年代ぐらいのフィルムを観ているようで、不思議な感覚になった。30年という時間の長さと重さとに、改めて愕然とする。
ここに書こうと思っていること。どんどん忘れていく。