20240208 グギ・ワ・ジオンゴ

ホンスミ
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 hontoが紙の書籍の通販を終了するらしい。その影響か、アウトレットブックのポイント付与率が高くなっている(現在は終了)。在庫処分ということか。

 カタログページをつらつらと眺めていたら『評伝 グギ・ワ・ジオンゴ=修羅の作家-現代アフリカ文学の道標』(第三書館)という本が目に留まった。定価9,900円が60%オフ。3,960円になっている。

 著者の宮本正興氏のことは寡聞にして存じ上げなかった――と思っていたのだが、講談社現代新書『新書 アフリカ史』の編者の一人だった。圧巻の784頁。新書としては破格のボリュームで、いつか手に入れたい。そう思っていた一冊。

 その著者によるグギ・ワ・ジオンゴ論も、863頁という大著である。グギ・ワ・ジオンゴはノーベル賞候補として毎年のように名前が挙がる。アフリカを代表する作家である。のみならず、現代アフリカの文学シーンを俯瞰する絶好の書といえそうで、読みたくてたまらない。さてどうするか。

@honsumi
ネコを飼ったことはありません。