朝からオカルト系YouTube番組ばかり観ていたので(以下略)。走る。雨上がりの澄んだ空気が心地よい。が、風が強く吹いている。寒くはない。
帰り際に書店によって、少しぶらぶら。カフカの『城』と、川端康成『雪国』が欲しかったのだけど、置いてなかった。郊外型書店の棚は、本当に壊滅状態。補充も不十分で、スカスカの棚の中で文庫本がよれていた。
芸術作品って、売れ残りの自作であっても一品ごとに税金がかかるらしい。横尾忠則さんが『老いと創造 朦朧人生相談』(講談社現代新書)の中で、そう書いてて慄いている。売れっ子芸術家ほど「終活」が大変なのだそう。実際に、ある高名な画家の死後、その遺族は税金が払えずに作品を焼いたのだそうな。なんという……。