今日は商品撮影。久しぶりに朋永さんに撮影に参加していただいた。ますます天使味が増していた。
帰りの地下鉄で、外国の女の子に中年男性(目がやばい)が大きい声で「ドントテイクピクチャー」と繰り返し言っていた。車内に緊張感が漂う。よくわからない状況だったけどとにかく男性の目がやばくて、女の子は怖がっているように見えたので彼女のすぐ後ろにいた私は肩を抱くようにして手を触れて「あなたの味方ですよ」の意思を伝えて、男の人に喋りかけたが、私のことは目に入っていない様子だった。ほどなくして、大きな声を出すのはやめた。女の子はたぶんショックで泣いていてかわいそうだった。
ああいうとき、怖いシチュエーションも嫌な記憶になるけど、まわりの人が誰も助けてくれなかったという記憶もそれと同じくらい傷になると思う。誰かが怖がっていたら、体で動ける自分でいたいが、自分の身も守らなければならないので判断が遅れる。誰かが目の前で落とし物をしたときに拾える反射神経、エレベーターで乗り合わせたときの挨拶、そんなことも心を開いておく練習。
minou booksの石井さんの、言葉についてのインスタグラムの投稿がとても胸熱だった。言葉をわたしの手の中に取り戻す。自分の言葉で話す。その言葉で世界を取り扱っていく。なんて大事なことなんだろう。
書くことをてばなさない。とメモした。