2/25 言葉にするのは時間がかかって当たり前

みの日記
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今日は金継ぎ教室。久しぶりの堀先生。ちょうど前日、自分の金継ぎをしたところだったので、いつにも増して熱心に聞く。もう何年も教室を見ているのに、アシスタント的なことが一切できない。時間はかかるけど壊れた器がきれいに直って、また日々の生活の中でその姿が見られるのはとてもうれしいことだなと思う。金継ぎはもっと勉強して、人の器の修理を受けられる(仕事になる)くらいにはなりたい。

夜は、永井玲衣さんのトークイベントをオンラインで拝聴。まだ言葉にならないけど、言葉にするのに時間がかかるのは当たり前という永井さんがおっしゃったことや、「対話ができない根っこには傷つきがある」という話が心に残った。最後に質問された「すずきさん」が、若い時に上司に飲み会の席で「何のために生きてるんですか?」と聞いたけれど取り合ってもらえず、こういう対話の場に今日初めて参加して、こういう話ができる場所もあるんだとおっしゃっていた、その素直な言葉がとても印象的だった。