共感性羞恥が強すぎてみることが出来ないアニメや番組が多い。極度の恥ずかしがりやなのか、自他の線引きがきちんとできていないのか。人が笑われるシーンを見ると、どうしてもいたたまれない気持ちになってしまって見ることが出来ない。ギャグが中心のアニメや番組だとほとんど見ることが出来ない。今もアニメを家族で観ていたが、笑うシーンになった途端、耐えきれなくなって自室に引きこもってしまった。そういうことが積み重なって見ることが辛いアニメや番組が増えている。今ではほとんどアニメや番組を自発的に見ることはない。
いつからこうなんだろうと考える。子どものときはもっとアニメやバラエティなどの番組が好きだった気がする。お笑い番組も好きだったし、ギャグが中心のアニメも好きだったはずなのに。大人になって笑われる人の痛みが分かるようになったのかと言えばそうなのかもしれない。だとしても不便だ。恥ずかしがっている人に対する共感能力が高くても面白いことは一つもない。
ネットで調べてみたところ、主な治し方として「客観的に見る」「自分と他人に線引きをする」「恥ずかしい思いをして慣れる」の三つがあった。そんな無茶なって思う。恥ずかしい思いをしたくないのに「恥ずかしい思いをして慣れろ」と言われても困る。そもそも自他に線引きして客観的に見ることができずに恥ずかしい思いをしてるというのに。
この話にオチはない。今も共感性羞恥が強くて悩んでいる。共感性羞恥がマシになった暁には流行りのアニメや番組を大笑いして見てみたいなと思う。いつになることやらって感じだけど。